2014年01月06日

【言葉の力】「奇跡は起こる」と望めば、「幸福は今のこの時間」と思えれば、・・・

【言葉の力】「奇跡は起こる」と望めば、「幸福は今のこの時間」と思えれば、・・・

今日は、まったく予定外の行動になりました。朝食を終えて、まだ残る新年メール発信をしていると、地域づくりの先輩から電話があった。連絡のままに、出向き一緒に行動した。一旦、打ち合わせで明日の予定になったが、雑談中に再度電話があり、本日午後に予定が変わった。その予定に合わせて、本日そもそも決まっていた打ち合わせを変更した。なかなか予定通りにならない日もある。それは、対応するしかない。


さて、なぜ奇跡は起こるのか?

人生には、奇跡というウルトラCがある。

作家の菊池寛の著書『出世』に次の言葉があります。

「人生のどんな溝にも、どんなつまらなそうな境遇にも、やっぱり望みはあるのだ」~菊池寛~

どんなに落ち込んでいても、その奇跡が起こる可能性は、ゼロではない。

なぜ、奇跡はおこるのか?

それは、「望み」を捨てないからである。


さて、もう一つの人生の目的が「幸福」だが、幸福とは何か?

フランスのノーベル賞作家のアンドレ・ジイド著『新しき糧』の一節にあるそうです。

「幸福になる必要なんかありはしないと、自分を説き伏せることに成功したあの日から、幸福がぼくのなかに棲みはじめた」

幸福は、自分勝手に「幸福だ」と思えばよい。上記の人も「自分は幸福だ」と思うことに成功したのだろう。朝、愛犬と散歩しながら「ああ、幸福だな」と思えば、よい一日が始められるように思います。


「奇跡は起こる」と望めば、「幸福は今のこの時間」と思えれば、前向きに生きれるのではないか。菊池寛にしろ、アンドレ・ジイドにしろ、作家とは様々な人生の状況を言葉で表現するのが、いつも素晴らしいと思います。

*参考資料:田中李生著『いい言葉は、いい男をつくる』


同じカテゴリー(故事、名言、訓示、スピーチ)の記事画像
「他はこれ吾にあらず」最後に報いを受けることができるのは行なった人です。
同じカテゴリー(故事、名言、訓示、スピーチ)の記事
 自ら矜(ほこ)らず、故に長たり(老子二十二章)〜いばっている人は孤立する〜 (2025-04-01 21:59)
 「事上磨錬」(じじょうまれん)という言葉〜陽明学〜 (2025-03-02 07:08)
 <平和な世の中>お辞儀は無抵抗を示す姿、握手は武器を確認する行為だった。〜境野勝悟『老子・荘子の言葉100選』〜 (2024-11-26 11:03)
 常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。〜『老子』十六章〜 (2024-10-29 06:45)
 「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜 (2024-10-16 10:02)
 本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜 (2024-09-30 19:50)

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:23│Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。