2008年06月10日

(『五輪の書』から)今日から50代、専門バカから脱却の18年

(『五輪の書』から)今日から50代、専門バカから脱却の18年

 今日は、熊本も入梅かなと思える天気です。さて、ネット上の情報から、数名の友人から「今日が、私の誕生日」と知り、お祝いメールが届きました。ありがとうございます。

やっと、私も50歳になりました。ここ10年は、家族の変化、仕事、活動の広がりと、特に速く過ぎたと感じています。

最近出逢った言葉に「縁尋機妙」「多逢聖因」があります。意味は、

 縁尋機妙:良い縁は、良い縁につながる

多逢聖因:聖なる(良い)本、聖なる場所、聖なる人を求めること

縁尋機妙は、字の通りですが、志を持ちこの人の会いたいと思っていると、いつかは行き着くものです。また聖なる本、場所、人を求めて続けると、更に聖なる出会いが起るように感じます。異業種交流会は、正に縁尋機妙の連続で続けて来ました。

38才から準備して始めた異業種交流会「四季の会」は、11年目になり、これまでに約1,200名近方々と出会い語ってきました。すばらしいご縁を頂いています。

また、宮本武蔵の五輪の書を解説した本に次の一説がありました。

 第一に、邪心をもたぬこと。
 第二に、二天一流の道を厳しく修行すること。
 第三に、広く諸芸に触れること。
 第四に、様々な職能の道を知ること。
 第五に、物事の利害損得を弁(わきま)えること。
 第六に、あらゆることについて物事の真実を見分ける力を養うこと
 第七に、目に見えぬ本質を悟ること。
 第八に、僅(わず)かなことにも注意を怠らぬこと。
 第九に、役に立たぬことをしないこと。
 
私は、建築専門学校以来10年間の建築技術修行を終えて、32歳で建築事務
所を始めました。開設して、「自分が、建築の専門馬鹿であること」を自覚してから、多様な社会常識の勉強を始めたのが33歳でした。
 
以来17年、高宗昭敏教授を皮切りに、永淵道彦教授、逸見次郎教授の先生方
から、多様な知識と人物を紹介され、少しづつ学び、そして活動範囲を少しづつ広げて来ました。

今後も、これまで同様に建築技術向上はもちろんですが、それに加え人への興
味、社会への興味、そこで考え至った思いを基に、微力ですが社会の改善活動に関わって行きたいと考えています。

やることは、50歳にもなってもあまり変わりませんが、私の事業及び活動に、ご理解と、ご支援、ご指導を頂ければ幸いです。

今日は、私ごとの報告でした。

平成20年6月10日


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・(開運のすすめ)応尚書の事例と、通産省を作った白州次郎
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Posted by ノグチ(noguchi) at 22:36│Comments(0)
 
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