2012年11月04日

今あなたがしている仕事は、誰かが喜んでくれているか?

今あなたがしている仕事は、誰かが喜んでくれているか?

おはようございます。朝のウォーキングを終えて、テーブルに転がっている訓示の本を開き、読んでいます。

リーダーに成るための要素の一つに、個性があると言いますが、果たして個性とは何か?

個性、こだわり、文化、独創、リーダーシップ、総合力、等々色々な意見があります。

里中李生著『一流の男、二流の男』に次の一節がありました。

「将来、リーダーになりたいと思うなら、まず、自分の個性を磨かないと駄目なのだ。隣の男(女性は女と読み替えて)と同じ、リーダーになれるわけはない。秀でた才能と周囲が目をむく個性がないとリーダーにはなれない」(以上、転載)

個性とは何かを問われた時、どんな風にあなたは、答えますか?

ルーチンワーク(繰り返すお決まりの仕事)は悪いとは言いません。しかし独創性を思考しない仕事から、新しい発想(個性)は、生まれないように思います。

あなたのチームは、毎日同じことばかり繰り返していないか?

例えば、毎日9時ピッタリに出社して、同じ言葉を作り、昼休みには同じ店に行き、終業時間を気にしながら仕事をし、女性社員たちのいつもの世間話に馴れ合い、この状況から何か生まれてくると思いますか。

里中氏は、こう説いています。

「優秀なチームは違う。習慣にも時間にも縛られていない。自由奔放なのだ。その他大勢とは違う行動に出てほしい」

日々繰り返す健康づくりとは違い、仕事には常に新しい発想が必要です。その発想は、誰かに役に立つ「公益」の視点を忘れてはいけません。自力が、自分を支える他力に変わるのは、私欲の中に常に公益(社会に役立ちたい欲望)の志を持つことが必要です。

冒頭の「今あなたがしている仕事は、誰かが喜んでくれているか?」を、今日も一日思考の片隅に忘れず、行動したいと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:19Comments(0)私の意見