2022年08月27日

欲や執着を手放したとき、本当に大切なものが手に入る。〜身心脱落(禅語)〜

欲や執着を手放したとき、本当に大切なものが手に入る。〜身心脱落(禅語)〜

朝読書から、『禅、比べない生活』に、

「手放す」ほどに「豊か」になる。

見出しのページを読むと、

 他人と比べ、勝ろうとする思いが心を縛る。しかし、必ずしも思いとおりになるとは限りませんから、今度は屈辱感や挫折感、嫉妬心、無力感といったものが、心にのしかかってくることになります。
 心を縛るものからどう解放されるか。
「あきらめる」ことがひとつの方法かもしれません。
ギブアップするのではありません。うまく「手放す」のです。(中略)

 道元禅師の言葉に、「放てば手にみてり」というものがあります。
 欲や執着を手放したとき、本当に大切なものが手に入る、ということです。
(以上、本より)

隣の庭は、よく見える。
それには、なみなみならぬ、維持管理の作業が必要なのです。

最近の車はハイテクで便利ですが、何処か故障して車屋に持って行くと、何処が故障か分からない。基盤を替えないと修理できません、と。

私の使う軽貨物がありますが、単純な車ほど、修理が早い。

良いもの=高いモノ、ではなくて、日常に使いやすければ、車はそれで良いのです。

執着とこだわり、さらに見栄、そんなものは必要無い、と道元禅師は説いておられるのだと思います。

朝から禅問答になりました。

禅の教え「身心脱落(しんじんだつらく)」の話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。