2008年12月17日
ねたみは人の大罪(呻吟語)
ねたみは人の大罪(呻吟語)
(現代語訳)
自分に才能がないのに、才能があるものに譲らない。さらに酷いのは、これの害(じゃま)する。
自分が悪いことをして、人が善(良いこと)をするのをにくむ。さらに酷いのは、それをそしる(非難・中傷する)。
自分がびんぼうしているとして、金持ち(富貴)をにくむ。さらに酷いのは、ひっくり返す(引きずり降ろす)ことをたくらむ。
この3つ:ねたみは、人の大罪である。
(感想)
自分を磨くこと、向上させる努力をせずに、周りの人の才能、善行、富貴を「ねたみ」、色々その人たちの欠点を暴き、誹謗・中傷する人を、今でも時々見ます。
この「呻吟語」の著者・呂新吾は、中国の明末期(1536‐1618)に活躍をした儒家ですが、その教示を読むと、人の性格は今も昔も同じような人物がいつの世にも居るのだなと感じます。
でも、このような性格は、優秀な人が揃えば無いかと言うとそうでもなくて、大学の研究者や、大企業の優秀な社員にもいる(出てくる)と、経営の本、組織論の本で読みました。人間の性質の一つと言えます。
<ある組織の例>
例えば、ある病院のスタッフ、何も言わずに自分で工夫改善して仕事する人は1割、どんな指導してもなかなか動かない人が1割、後の言われればどうにか仕事している3割。の仕事活躍度の比率は、1:3:1(良:中:下)だったそうです。
そこで、下の部分を色々な方法で解雇して、中程度以上の人材を雇用したのですが、1年、2年経って行くと、前の1:3:1の仕事効率に戻ったと言います。その根底に、評価のねたみ、自分の役職への不満、周り仕事への配置要望、等々・・。
これは、組織がある程度の数になると、超優良企業であれ、大学の研究室であれ、なぜか人間の性としてグループが出てくると言います。これを解消することを常にやり続ける必要があると先輩から聞きました。
人間だけの性質のようですが、この現象が常に起こると思って、組織、グループを動かすことが重要と思いました。私のように、個人事業者は、その経験を余りませんが、まちづくりやボランチィア団体でも、長くなるとグループが進み、同じ状況を露呈したりします。
<ねたみは常に存在している>
「呻吟語」の教え(「ねたむ」と言う人)の真理は、常に存在すると思って、組織運営をして行くことが大事と思いました。直前の日記に、「自民党、首相の内部批判」のことを書いたのですが、何百人の議員組織ですが、優秀な人々の集まりと思いますので、1:3:1の状況を、国民の前に見せないような、発言、行動をして欲しいものです。
現在のアメリカは、挙国一致へ動いているというのに、日本の政権政党「自民党」が、右往左往していては、信用を失ってしまいます。国民もその状況に関心を持ち、もの申す行動を起して行くべきと思います。
*参考資料:安岡正篤著「呻吟語を読む」
(現代語訳)
自分に才能がないのに、才能があるものに譲らない。さらに酷いのは、これの害(じゃま)する。
自分が悪いことをして、人が善(良いこと)をするのをにくむ。さらに酷いのは、それをそしる(非難・中傷する)。
自分がびんぼうしているとして、金持ち(富貴)をにくむ。さらに酷いのは、ひっくり返す(引きずり降ろす)ことをたくらむ。
この3つ:ねたみは、人の大罪である。
(感想)
自分を磨くこと、向上させる努力をせずに、周りの人の才能、善行、富貴を「ねたみ」、色々その人たちの欠点を暴き、誹謗・中傷する人を、今でも時々見ます。
この「呻吟語」の著者・呂新吾は、中国の明末期(1536‐1618)に活躍をした儒家ですが、その教示を読むと、人の性格は今も昔も同じような人物がいつの世にも居るのだなと感じます。
でも、このような性格は、優秀な人が揃えば無いかと言うとそうでもなくて、大学の研究者や、大企業の優秀な社員にもいる(出てくる)と、経営の本、組織論の本で読みました。人間の性質の一つと言えます。
<ある組織の例>
例えば、ある病院のスタッフ、何も言わずに自分で工夫改善して仕事する人は1割、どんな指導してもなかなか動かない人が1割、後の言われればどうにか仕事している3割。の仕事活躍度の比率は、1:3:1(良:中:下)だったそうです。
そこで、下の部分を色々な方法で解雇して、中程度以上の人材を雇用したのですが、1年、2年経って行くと、前の1:3:1の仕事効率に戻ったと言います。その根底に、評価のねたみ、自分の役職への不満、周り仕事への配置要望、等々・・。
これは、組織がある程度の数になると、超優良企業であれ、大学の研究室であれ、なぜか人間の性としてグループが出てくると言います。これを解消することを常にやり続ける必要があると先輩から聞きました。
人間だけの性質のようですが、この現象が常に起こると思って、組織、グループを動かすことが重要と思いました。私のように、個人事業者は、その経験を余りませんが、まちづくりやボランチィア団体でも、長くなるとグループが進み、同じ状況を露呈したりします。
<ねたみは常に存在している>
「呻吟語」の教え(「ねたむ」と言う人)の真理は、常に存在すると思って、組織運営をして行くことが大事と思いました。直前の日記に、「自民党、首相の内部批判」のことを書いたのですが、何百人の議員組織ですが、優秀な人々の集まりと思いますので、1:3:1の状況を、国民の前に見せないような、発言、行動をして欲しいものです。
現在のアメリカは、挙国一致へ動いているというのに、日本の政権政党「自民党」が、右往左往していては、信用を失ってしまいます。国民もその状況に関心を持ち、もの申す行動を起して行くべきと思います。
*参考資料:安岡正篤著「呻吟語を読む」
「争わず」一流の生き方とは何か?〜呻吟語〜
専欲は成り難く、衆怒は犯し難し(考えを押し付けるだけでは、大事業は実現しない)
(四つの難)事を行うものの心得 (その一)
道を志す者の七つの見識 「人情の識」
「無知なればこそ偶然に惑う」~呻吟語~
<呻吟語> 己を修め人を修める ~第一等の人物とは~
専欲は成り難く、衆怒は犯し難し(考えを押し付けるだけでは、大事業は実現しない)
(四つの難)事を行うものの心得 (その一)
道を志す者の七つの見識 「人情の識」
「無知なればこそ偶然に惑う」~呻吟語~
<呻吟語> 己を修め人を修める ~第一等の人物とは~
Posted by ノグチ(noguchi) at 22:48│Comments(0)
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