2014年08月05日

「争わず」一流の生き方とは何か?〜呻吟語〜

「争わず」一流の生き方とは何か?〜呻吟語〜

おはようございます。今朝は、なぜか目覚めが早く変な時間に起きました。寝室の書棚にあった「十七条の憲法」の解説本の末尾に次の一節がありました。(以下、本より転載)

「一流の生き方とは何か?」

居積(きょせき)の人と富を争わず
進取(しんしゅ)の人と貴きを争わず
矜飾(きょうしょく)の人と名を争わず
簡傲(かんごう)の人と礼節を争わず
盛気(せいき)の人と是非を争わず

つまり、資産を貯えている人とは富を争わない。功名にはやる人とは地位を争わない。上辺を飾る人とは名声を争わない。驕り高ぶっている人とは礼節を争わない。感情的な人とは是非を争わない。ということです。蝸牛の角のような狭い世間の中で、真面目とかけ離れた問題で争うことにどれほどの意味があるのでしょうか。
(以上、『日本人なら一度は読んでおきたい「十七条の憲法」』より)

特に、名声、礼節、是非については、特に視野の狭い人とは争わない。意見を戦わせると、とばっちりはこちらが被ることも多いので、謙虚に推移を見守って待つことも必要と思います。清朝の名宰相「曾国藩」の名言から、

「四耐四不訣」

冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑(ひま)に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以て事を成すべし。

(解説)
事を成すために耐えるべき4つのことと、してはいけない事4つを述べた、曽国藩の有名な言葉です。意味は、「冷遇、苦しさ、煩わしさ、閑(ひま)にじっと耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、他人の意見に左右されずに、事を成しなさい」という教えです。

地道な活動(行動)こそが、世間に訴える最良のメッセージとなると考えています。言葉よりも行動を優先する生き方したいものです。まだ時間が早いので、また寝ます。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 03:59│Comments(0)呻吟語(しんぎんご)
 
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