2009年04月23日

克(よ)く徳を明らかにす ~「大学」伝一章~

克(よ)く徳を明らかにす ~「大学」伝一章~


・「明徳を明かにす」の解説から

「明徳」とは、天から授けられた徳性であるが、その内容をもう少し具体的に言えば、「五常」と呼ばれる仁、義、礼、智、信を指している。

「我が父、文王はみずからの徳をもって天下の人びとを感化するように努められた」(「書経」)

「先君の湯王は、わが身に授かった天命に深く思いを致された」(「書経」)

「高くすぐれた徳にによって、よく天下の人びとを感化した」(「書経」)

この三つの言葉は、いずれもみずからの徳を輝かしたことを言っている。
  (以上、守屋洋編著「大学を読む」)


 一度の読書ではなかなか理解ができませんが、ひとりの人間が生きて行く上で必要な、理念(要素)、言動の本質は何か、何度も読む中で、少しづつ少しづつ理解が深まって行きます。
 字面で読むだけでなく、人と接すること、人と接して思ったこと、色々な経験の中化からしか、学問を深める術はないように思います。 

>仁、義、礼、智、信

人との対応の仕方、考え方を、どう心が決めるかとても大事と思います。

*参考資料: 守屋洋編著「大学を読む」


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Posted by ノグチ(noguchi) at 14:04│Comments(1)大学(修身の教示)
この記事へのコメント
ううむ。

 修身再開?

 Ichiro
Posted by Ichiro at 2009年04月23日 17:45
 
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