2007年12月18日

日用心法~向上志向の日常生活態度とは?~

日用心法~向上志向の日常生活態度とは?~

 一、毎日の飲食を適正にやっているか。

 二、毎晩良く寝れるか。

 三、自分の身心に影響を与えるような悪習慣はないか。

 四、適当な運動をしているか。

 五、日常生活上の出来事に一喜一憂しやくないか。

 六、精神動揺があっても、仕事は平常通り続けえるか。

 七、毎日の仕事に自分を打ち込んでいるか。

 八、自分は仕事にどれだけ有能か、自分は仕事に適するか。

 九、現在の仕事は、自分の生涯の仕事とするに足りたるか。

 十、仮に自分の仕事が自分に合わぬ、自分の生活が退屈あるとすれば、自分の満足
   は何によって得るか。

 十一、自分が絶えず追求する明確の問題をもっているか。

 十二、自分は人に対して親切、誠実か。

十三、自分は人格向上に資するような教養に努めているか。

 十四、特に何か知識技術を修めているか。

 十五、自分は何か信仰・信念・哲学を持っているか。

 (安岡正篤著「一日一言」より)

日々、上記の訓示を検証するゆとりが、現代社会の生活にあればと願います。
欲張らず、出きることから始める事が大事と思います。

  


Posted by ノグチ(noguchi) at 23:43Comments(0)

2007年12月18日

私達の生活の大部分は人真似で成立っている

私達の生活の大部分は人真似で成立っている


真似は尋常な行為である。子供は、理解する前に、まず真似をしなければ、大人になれないし、私達の生活の大部分は人真似で成立っている。

真似をするには、他人の存在が必要であるのみならず、他人への信頼が必要である。両者は、私達の尋常な生活感情のなかでは、一つのものだ。

私達が人真似を殆ど意識しないのも、この感情が、私達に如何に根強く、又解かり切ったものであるかを語っている。
(小林秀雄著「金閣焼亡」18‐136)


(感想)
 「子を見れば親が解かる。」
 「あの親にして、この子供。」

など、親子関係を現す言葉は、数え切れないくらいにある。要は、慣習も、生活も次世代が真似ることから全て始まると言えます。

 教育は、率先垂範と言いますが、子は自分の親を見てしっかり、真似をしているのだと思います。それを逆手にとって、真似される親になれるように親自身も自分を高めることが必要と思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:23Comments(0)

2007年12月18日

自分はどうかと内省する

自分はどうかと内省する


「子曰わく、賢を見てはひとしからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる。」


孔子先生が語れた、「知徳兼備の優れた人を見たら、自分もそのようになりたいと思い、つまらない人を見たら、
自分はどうかと内省する。」


(感想)
 自分の周りには、色々な人がいて、全て学ぶ対象と言えます。
 反対に、自分自身も他から見られているとことを忘れないようにと思っています。
 日々勉強、日々反省、そしてそれを生かすことが大事と思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 00:38Comments(0)