2011年09月23日

何かあったときには最終的にプラスになるように考える-養老孟司

何かあったときには最終的にプラスになるように考える。-養老孟司-

 おはようございます。昨夜早くに休んだ性で、早く目が覚めました。

 先週、宮崎に行った折求めた9名の知識人が思いを綴った本『復興の精神」に、作家の養老孟司氏が次のことを語っている。 

(以下転載)
 何十年に一回はアクシデントがある、というのは人生においても同じことです。極端に運のいい人というのもいないわけではありませんが、普通は十年か二十年に一度ずつくらい何かあるものです。(略) 
 私はいつも、人生は「答え」だというようにしています。(略) 
 自分がいままでやってきたこと、社会とかかわってきたことの結果として表にあらわtれているのが、ただ今現在の自分である。(略) 生きていれば、さまざまな悪いことが起こります。しかし、何かあったときには最終的にプラスになるように考えるしかないのです。
 (以上、『復興の精神』転載)

 人生には色々な出来事、苦難が起こります。こんな私でも、5年、10年に一度大きな変化が起こる。それを受け入れ、知恵をしぼり、協力して切り抜けて来た。これからも同様と思う。
 東北の方々の心情は、遠い九州に居てはなかなか理解出来ないことが多いが、春に現地を訪問し、被災した状況に触れてみて、その状況の中で生きようとされている姿に、自分の人生を重ねて考えることは実際にはできないが、学ぶことが多いと思う。
 養老氏の言う「何かあったときには最終的にプラスになるように考える」、プラス志向の生き方が必要と思っています。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 05:28Comments(0)リーダーの名言