2011年09月04日

八方美人は、徳をそこなうものだ(論語)

八方美人は、徳をそこなうものだ(論語)

 今日午前中は論語教室に参加した。なかなか毎回の参加はできないか、行くと良い話を聞けるのが楽しみに参加している。今日は、仮名論語から一つ学んだ。

「子曰わく、郷原は徳の賊なり」:(解説)八方美人は、徳をそこなうものだ。

「子曰わく、道に聴いて途(みち)に説くは、徳を之れ棄つるなり」:(解説)道端でよいことを聴いて、さっそくその聞きかじりを途中で話すには、徳を棄てるようなものだ。

 正に至言と思います。ネットや先輩の話を信じ、つい人に語ってしまうことがある。酔った勢い、あるいは和気藹々の雑談で、ポロッと話半分の聞きかじりを語り、恥をかくことも凡人にはよくあることですが、そこでしっかり反省を忘れていけないを思う。

 数日前も聞きかじり話が、みなさんから大きな反響を受けてしまいました。日々、反省が大事と思う。論語にも「一日三省」の教えがあるように、時々自分は今何を語っているか、常に検証が必要と思う。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 21:18Comments(0)孔子の教え