2023年02月07日

<教育の中心は、人の道を教える>広域強盗事件。金まみれの人生の結末とは、どんなものか、歴史を学ばない人間の醜態と思う。

<教育の中心は、人の道を教える>毎日報道されるフィリピンに滞在中の広域強盗容疑の日本人4名を見て思うに、凄い知恵者なのだろうと思うが、知恵の使い道が間違っている。
 自らをどう活かすのか、人生の最初の一歩を間違うと、人の命も、相手の状況も、想像すらしなくなる恐ろしい人間となる。既に、詐欺容疑でも、60億円以上の被害容疑もあり、金まみれの人生の結末とは、どんなものか、歴史を学ばない人間の醜態と思います。

 今朝の読書は、幕末の儒家・佐藤一斎の訓示をまとめた『佐藤一斎一日一言』に、以下の言葉があります。

才能は両刃の剣

才は猶お剣のごとし。善く之れを用うれば、即ち以て身を衛るに足り、善く之れを用いざらば、即ち以て身を殺すに足る。

【現代語訳】
才能は剣のようなものである。これをよく用いれば身を守るために役立つし、これを悪いことに用いれば自分の身を殺すことになる。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より転載)

人間、人生の踏み出す一歩をどこに踏み入れるか?
後々の人生の末路が、見えてくるのではないか、

>身を衛るに足り

自らの命を守るに足りる生き方を見つけられることは幸せなのだと知らされる。

毎日、いろんな犯罪報道を聞きながら、人の道は多岐に有り、自らの進む道は、どこへ向かうのか?
 子どもたちの教育の中心は、人の道を教えることのように思います。

#広域強盗事件
#マニラ収容施設
#容疑者4人  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:27Comments(0)意見・異見佐藤一斎「言志四録」 教育問題