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2008年11月21日

天といえども(菜根譚)

天といえども(菜根譚)

(本 文)
 天、われに薄くするに福をもってせば、われ、わが徳を厚くしてもってこれをむかえん。
 天、われを労するに形をもってせば、われ、わが心を逸にしてもってこれを補わん。
 天、われを厄するに遇をもってせば、われ、わが道を亨(とお)らしめてもってこれを通せしめん。
 天かつわれをいかんせん。


(意 訳)
 もし天が私を冷遇しようというのなら、私は自分の人格をみがくことによって幸福をかちとろう。

 もし天が私の肉体で苦痛を与えようとするならば、私は心の平安によって免れてみせよう。

 もし天が私にさまざまな障害を与えて人生を妨げようとするならば、私は真理の力によってこれを通り抜けてみせよう。

 天といえども、こんな私をどうすることもできない。

(感 想)
 ガンジーのように、境遇に打ちのめされるのでなく、志をどう全うするか、試行錯誤を常に忘れずに、実行する事が大事と思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 22:16│Comments(0)菜根譚
 
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