2009年04月19日

(身心の修養)怒りと欲を抑える ~言志四録~

(身心の修養)怒りと欲を抑える ~言志四録~


(現代語訳)
 怒りが盛んになれば気が荒々しくなり、欲が多ければ気が消耗する。
 だから、怒りや欲望を抑えるのは、身心の修養である。

(感想)
 気ぜわしい世の中と人はこぼします。実は、その気ぜわしさは自分で作っていることが多いように思います。私自身も含め、「なんでブログを毎日書くの?」、「どたばたと、日々の仕事、生活に追われるの?」、欲と怒りの性かもしれませんね。
 多忙な中にも、心沈めるゆとりを持つには、怒りを抑え、少欲を求めることが肝要なのかもしれません。

「忙中に閑あり」

ブログの読者のみなさまにとって、今日が良き休日でありますように願っています。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:27│Comments(2)斉藤一斎「言志四録」
この記事へのコメント
ちょうど、私も、ブログに付いて考えていました。
「もう一つ、記事、UPしとくか?」
って、何でそう感じるのか?
もっと、もっと、と、行き過ぎたり求めすぎてしまって、自分で自分をきつくしている傾向。
昨日、やっと、心がスッキリと落ち着いたところでした。
ありがとうございます。
Posted by Titania at 2009年04月19日 08:52
怒りは ありますねえ。

 欲はあまりありません。

 Ichiro
Posted by Ichiro at 2009年04月19日 09:28
 
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