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2011年12月20日

心の五悪を克服し、心が健やかに過ごすこと

心の五悪を克服し、心が健やかに過ごすこと

 人間、心身の状況が表情に出ると言います。今日の自分は、どんな顔をしているか、時々、鏡を見て表情をチェックしたほうがよい日もたまにありますが、みなさんはいかがでしょうか。

 今朝の読書から、江戸後期の儒家の佐藤一斎の教示を集めた『言志四録』の中にあった。 言志後録219条を現代語訳すると、次の言葉になります。

(以下転載)
 王陽明はその昔、
「心がざわついて落ちつかないと、行動を誤ってしまう。
心がたるんでいると、物の見方が浮ついてくる。
心に不満があると、気力が萎(な)え、いじけてくる。
心が虚ろになれば、顔形までだらしなくなり、
心が驕ると顔色が傲慢になってくる」
と諭している。
自分はこれを読んで思わず恐れ慎み、身が引き締まった。(略)

 年末には、多くの物と人が動く、人の思いも様々だが、またいろいろな事件も起こる時期でもあります。
 年末、王陽明の心の五悪を克服し、心が健やかに過ごすことができれば、よき一年に思えるのかもしれません。



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Posted by ノグチ(noguchi) at 14:26│Comments(0)斉藤一斎「言志四録」
 
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