2012年02月16日

宇土市に在る老人介護サービス事業所の訪問から考える

宇土市に在る老人介護サービス事業所の訪問から考える

 今、地元の有料老人ホームを、訪問しました。担当が、施設に入所の老人がぐわい悪くなり、病院で点滴中だそうで、老人ホームの会議室で、帰りを待ちました。

 17年前に、日本一安い有料老人ホームを、鹿児島県枕崎市まで、訪ねたことがあります。30分の約束でしたが、親切に対応して頂き、話の途中に施設の用事が発生した時は、待って、更に教えてくださいました。約2時間近く話を聞き、思ったのが老人ホームには、常駐の医者が居ないので、老人ホームの施設長が自ら、特に深夜などは、掛かりつけの何科に連絡するか?判断が迫られることもあると話してくれました。

 今日もそうだが、体調を崩して病院に運んで、点滴をしているのだそうです。高齢者の介護は、常に命と背中合わせであることを忘れてはいけないと思います。
 家族とすれば、救急医療施設に隣接する老人介護施設が、望みなのかもしれないと思います。なかなか、予算と施設がないのが現実です。厳しい生活環境にいる方々の介護が、これからの福祉の課題と思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 21:46│Comments(0)意見・異見
 
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