2012年07月21日

「民度」は、現代日本の国民に意識があるか

「民度」は、現代日本の国民に意識があるか

昨日、遅くに頭の回転が鈍い中に書いた地方議会の話しですが、昨夜の熊本学園大学大学院の講義の質問の中で、担当教授からのひと言が心に残った。

私が、国の指導部がコロコロ変わろうが、政争が激しかろうが、国民の識者がしっかりと、将来の国の姿を考えて、発言を続けて行けば、そうそう日本の進む道は誤らないと思う。と私が意見を言いました。

これを聞いた教授が、「民度」という尺度のことを語られた。

民度を、市民の政治的意識レベルと私は理解したのですが、世間とは違う、地域をより良き方向に進める意識ある賢者とでもいいますか、その市民力が日本に、まだあるように思います。

確かに、テレビ、新聞は、目を疑いたくなるような話題を報じていますが、それを求める国民が居ることも事実ですが、一握りではありますが、現代の状況を憂えている人たちが居ることが大事と思います。

新聞、テレビには、社会の怠惰な風潮を批判する言葉は、あまり出てきませんが、インターネットのブログや、地域雑誌のコラム等には、社会の問題を指摘する意見がしっかりと、語られれていることがとても大事なことと思います。

社会の問題に、関心を持つ人が、ただ政治を批判するのでなく、より良き解決方法を見つけ出すような、意見を色々な地域で発言することが必要と思います。

このような言動が、「民度」を上げることに、つながると考えます。朝から、抽象的な話になりました。

今日は、早朝から地区の簡易水道の水源の掃除です。我が家は、地下水をポンプで汲み上げているのて、掃除の参加義務はないのでですが、長い地域活動の伝統で毎年、地域活動に参加しています。

午後は、宇土市の地域おこし団体の30周年記念があり、タレントの木村拓哉の母が講演をされます。

日々の実働を、実践しながら、地域の意見に耳を傾け、何が問題になるのか、自分で考えることが大事と思っています。今日も暑いですが、負けずに頑張りたいと思います。



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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:16│Comments(0)意見・異見
 
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