2014年03月04日

今日は「昨日の続き」ではない。時代の趨勢を見極める。

今日は「昨日の続き」ではない。時代の趨勢を見極める。

おはようございます。
昨晩、私の地域の先達が、時代流れを読み解き、素晴らしい決断の発言を、謙虚に語られた。これは、年齢を超えた発想、気付きの若さの証明のように感じました。

時代は常に変化しれいる。「祇園精舎の鐘の音、盛者必衰の理を表す、・・・」、聞き覚えのある歴史の響きですが、栄枯盛衰、私は「一人の人物の最高に輝く時間は、2年から1000日程度、それを何処をピークにするか?」、それぞれに輝くタイミング(瞬間=2年)が大事と思っています。

2年は長いと言われるかもしれませんが、色々な場面で、輝く瞬間が何度も訪れる人もいれば、鳴かず飛ばずの人も、確かにいます。それは、タイミング(運)もあることも事実です。そのタイミングをつかむには、時節を読む力と行動力ではないかとおもいます。この感覚は、年齢ではありません。社会への関心力ではないかと思っています。

>今日は「昨日のつづき」ではない。

時代の動きを読み取り、大勢に遅れをとるな。と、熱きことばが、連なります。ある本に、次の一説があります。以下、『佐藤一斎 人の上に立つ人の勉強』から、

「時代の趨勢をよく見極め、その流れに対応して守るべきものは守り、変えるべきは変える。重職たるもの。この判断力がなければ、天下の大勢に後れを取るものと心得ておかなければならない」

幕末の志士たちに大きく影響を与えた教育者の言葉は、今でも十分に心に響きます。禅の修行は、毎朝同じ時間に起きて、掃除、座禅を行なう。日々の生活が同じだから、変化がわかる。心が何かに執着していると、変化に気づかない。時代の変化、世間の流れを気づくには、やはりいくつになっても多様な方々との交流が大事と思います。

気づいたら行動を起こす。知行合一こそ、重職のリーダーシップとおもいます。年齢を忘れているかのような、先輩たちの行動力に学ぶところは多い、と思うこの頃です。

今日は、定例議会の最終日、様々な動き中でも、縁を大事する送別会が開催されます。市役所職員として30数年を勤務された方々をねぎらう晩餐会、先輩方の苦労話を聞き、今後の参考にしたいと、楽しみに参加をします。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:18│Comments(0)斉藤一斎「言志四録」
 
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