2008年08月06日
恩恵は後になるほど手厚く(菜根譚)
恩恵は後になるほど手厚く(菜根譚)
(現代語訳)
恩恵を施すときには、はじめはわずかで、後になるほど手厚くしていくのがよい。初め手厚くして音でけずっていけば、相手は恩恵を忘れてしまう。
威厳を示すときには、初め厳しくして、後になるほどゆるめていくのがよい。初めゆるくして後で厳しくすれば、相手は厳しさに耐えかねる。
(解 釈)
ふつう恩恵はだんだん減らしていくケースが多いのだが、これでは効果がなくなるどころか、相手の怨みまで買ってしまう恐れがある。
また、厳しさは必要であって、これがないと組織に対して抑えがきかなくなる。ただし、こたらのほうは初め厳しさを見せておくのがよいのだという。
(感 想)
人の心の動き、欲求、評価等を検証した名言と思います。誉めればつけ上がる、けなせば落ち込む、塩水を鯛を泳がせ、少しづつ真水にかえると、真水で鯛が泳ぐと言います。慣れ、慣習は、最初の出だしが大事なようです。
>恩恵を施すには、はじめはわずかで
>威厳を示すには、初め厳しくして
二つの手法を頭に入れつつ、人と接していきたいと思いました。
先人の人間観察力の知恵は素晴らしいと思います。
なんでも、最初に打ち出す方針が大事なのようです。
参考資料:守屋洋著「新釈 菜根譚」
(現代語訳)
恩恵を施すときには、はじめはわずかで、後になるほど手厚くしていくのがよい。初め手厚くして音でけずっていけば、相手は恩恵を忘れてしまう。
威厳を示すときには、初め厳しくして、後になるほどゆるめていくのがよい。初めゆるくして後で厳しくすれば、相手は厳しさに耐えかねる。
(解 釈)
ふつう恩恵はだんだん減らしていくケースが多いのだが、これでは効果がなくなるどころか、相手の怨みまで買ってしまう恐れがある。
また、厳しさは必要であって、これがないと組織に対して抑えがきかなくなる。ただし、こたらのほうは初め厳しさを見せておくのがよいのだという。
(感 想)
人の心の動き、欲求、評価等を検証した名言と思います。誉めればつけ上がる、けなせば落ち込む、塩水を鯛を泳がせ、少しづつ真水にかえると、真水で鯛が泳ぐと言います。慣れ、慣習は、最初の出だしが大事なようです。
>恩恵を施すには、はじめはわずかで
>威厳を示すには、初め厳しくして
二つの手法を頭に入れつつ、人と接していきたいと思いました。
先人の人間観察力の知恵は素晴らしいと思います。
なんでも、最初に打ち出す方針が大事なのようです。
参考資料:守屋洋著「新釈 菜根譚」
<自らを鍛える>艱難辛苦は、成長するチャンスと思い立ち向かうこと。〜菜根譚〜
平々凡々。過ちなく過ごすが、真の功名。他人に怨まれないが、真の恩恵。〜菜根譚〜
生き延びてきた人生>有名著名が人生の王道ではない、平凡な生き方の中に道がそなわる。
<古い教え>知識や教養は、周りへは光らかしてはならない。〜菜根譚〜
<人生は誰に会うか?>相手を選んで接しているか?
<今が、大事>死んだ後には、妻も子ども財産も、何の役に立たない。〜菜根譚〜
平々凡々。過ちなく過ごすが、真の功名。他人に怨まれないが、真の恩恵。〜菜根譚〜
生き延びてきた人生>有名著名が人生の王道ではない、平凡な生き方の中に道がそなわる。
<古い教え>知識や教養は、周りへは光らかしてはならない。〜菜根譚〜
<人生は誰に会うか?>相手を選んで接しているか?
<今が、大事>死んだ後には、妻も子ども財産も、何の役に立たない。〜菜根譚〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 08:33│Comments(0)
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