2018年03月16日

人生は読書、実践・反省の繰り返しでありたい。〜躬行ではなく、トップはじっくり考えて行動する〜

人生は読書、実践・反省の繰り返しでありたい。〜躬行ではなく、トップはじっくり考えて行動する〜

おはようございます。今朝は、春の訪れから温かい雨になりました。朝のウォーキングはお休みで、朝読書の時間ですが、佐藤一斎の訓示録『佐藤一斎一日一言』に次の言葉がありました。

実学と読書

【現代語訳】
実人生に役立つ学問を重んずる人は知識だけの学問を嫌って躬行(きゅうこう)を重視し、その志は立派なものである。しかし、そういう人は往々にして本を読もうとしない。これは、むせたからも言って食事をしないというようなものである。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より)

行動力のある人は、歴史で起こった人間模様について興味ないのには、訓示を言動に活かせる術がなくなる。トップはもちろんだが、それを補佐する様々なパーソンが、躬行ばかりやっていてはいけない。様々な波及も含め、傍を締めて行動しないと、世間を混乱に陥れることが起こる。

私も含め、気をつけなければならないと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:42Comments(0)斉藤一斎「言志四録」