2009年03月05日
苦中の苦を受けざれば、人の上の人たること難(かた)し
苦中の苦を受けざれば、人の上の人たること難(かた)し
(現代語訳)
「苦中の苦」すなわち極限状態の苦労を体験した人物でなければ、人の上の人に立つ資格がないというのだ。
(解 説)
「電力の鬼」と言われた松永安左衛門は、若手社長などが会いにくると、よく、
「人間はな、三つのことを経験しないと、一人前にはなれへん。一つは闘病、二つ目は浪人、三つ目は投獄だ」
と言った。じっさいに、松永氏自身が体験したというから、それなりに説得力がある。
(感 想)
現代は、投獄までされることは、犯罪をしない限りありえませんが、艱難辛苦を潜り抜けたものだけが、人の上に立てる人間になれるという教示と思います。
しかし、「苦中の苦」と経験したものが上に立てると限らないが、そういう経験をすれば、必ずや人を見る目もでき、逆境に耐えるたくましさも身に着いてくるだろう。
「苦中の苦」を苦にせず、その境遇で鍛えるくらいに気構えが欲しいものです。
*参考資料:『通俗編』~守屋洋編著「中国古典一日一話」
(現代語訳)
「苦中の苦」すなわち極限状態の苦労を体験した人物でなければ、人の上の人に立つ資格がないというのだ。
(解 説)
「電力の鬼」と言われた松永安左衛門は、若手社長などが会いにくると、よく、
「人間はな、三つのことを経験しないと、一人前にはなれへん。一つは闘病、二つ目は浪人、三つ目は投獄だ」
と言った。じっさいに、松永氏自身が体験したというから、それなりに説得力がある。
(感 想)
現代は、投獄までされることは、犯罪をしない限りありえませんが、艱難辛苦を潜り抜けたものだけが、人の上に立てる人間になれるという教示と思います。
しかし、「苦中の苦」と経験したものが上に立てると限らないが、そういう経験をすれば、必ずや人を見る目もでき、逆境に耐えるたくましさも身に着いてくるだろう。
「苦中の苦」を苦にせず、その境遇で鍛えるくらいに気構えが欲しいものです。
*参考資料:『通俗編』~守屋洋編著「中国古典一日一話」
「人間から生きがいを奪うほど残酷なことはない。人間に生きがいを与えるほど大きな愛はない」〜神谷美恵子〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 20:13│Comments(1)
│リーダーの名言
この記事へのコメント
人の上に いきたくは ないが 心して聞こう。
田中首相も臭い飯を食った。(一日500円台か)
Ichiro
田中首相も臭い飯を食った。(一日500円台か)
Ichiro
Posted by Ichiro at 2009年03月06日 15:55