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2009年06月07日

人情家ほど、醒めた魂を内にひめている

人情家ほど、醒めた魂を内にひめている

 まちづくり、社会活動に16年も関わっていれば、色々な人たちに出会い、語り一緒に事をやることがあります。職業や地域、更には目指すものが違っていたりします。その出会い、交流の中では、人々の色々な風景を見せてもらいます。

 作家の五木寛之氏の文章に、次の言葉がありました。人の外側と心の中の思い、意外なところも感じることがあります。

(転載)
 感傷的なものを好む人間は、決して感傷的な存在ではない。むしろ行動において冷たく現実的である。
 ふだん事にふれ涙を流すの人間、熱血の人情家といわれるタイプはの男ほど、醒めた魂を内にひめている。
  (以上、「五木寛之ことばの贈り物」)

 地域の先輩を見て、色々な学ぶことも多いのですが、ただ自分を目立たせる事ばかりを考える人より、人を目立たせる、世に出すことを考えている人の方が、最後は威光のような輝きを持つものだと思います。

 花火を上げる人(何かを始める人)より、花火を上げさせる人を世に送り出し続ける人の方が、本当は社会をことを冷静に見つめ、大きなグランドデザインを画ける人かもしれないと最近思います。

「人情家ほど、醒めた魂を持つ」

そんな人たちに出会いたいと思う、今日このごろです。

*参考資料:清野徹編「五木寛之ことばの贈り物」


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:26│Comments(1)私の意見
この記事へのコメント
よく判らぬ。

 売れるたまにヘンナことを言っているわけではないよね

 五木さんて 

 Ichiro
Posted by Ichiro at 2009年06月07日 10:58
 
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