2010年03月26日
ケネディ:何も行わず、手をこまねくということ、それが最も危険
(ケネディ)何も行わず、手をこまねくということ、それが最も危険なのです。
・キューバ危機時のケネディ
ジョン・F・ケネディは、世の待望するリーダーとして登場した。しかし、世界情勢は冷戦状況が拡大し、ソ連が海外への圧力を広げていた時期でした。キューバ危機の時、キューバにソ連から運び込まれつつあったミサイル基地の機材を海上封鎖で阻止しようとした。
アメリカ国内からは、「生ぬるい!」の声も上がったが、ケネディは、「戦争の可能性は三分の一から半分の間」、もしキューバを空爆すれば、核戦争になることも覚悟していた。その時、語ったことばが冒頭の一節ですが、次の言葉が続く、
「世界核戦争の危険を軽々または不必要に冒すつもりはないが、その危険に直面すべきとき、ひるむつもりはない」
とソ連に向けたメッセージをテレビで語った。リーダーの何たるかを身を持って示したと思います。
・政治的権力は、公共の福祉のためにのみ行う権利である
キューバ危機とは違いますが、どんな小さな地域にも、色々なもめごとがあります。
英国の思想家、ジョン・ロックは、次のようなことを語っています。
「政治的権力とは、所有権を規制し、保護するために死刑とそれ以下のあらゆる刑罰をふくむ法律を作り、執行し、外敵から国家(地域)を防衛する権利のことであり、すべてこのような公共の福祉のためにのみ行う権利である」
簡単なことばであるが、真理の光があります。
・宇土市長選挙の活動状況
今、宇土市では市長選挙へ向けた事前の運動が真っ盛りです。4期目を目指す現職市長(助役を2期務めた)と、現市議会議長、そして45歳で宇土市役所を辞め挑戦している政治的には全く新人の三人です。三者三様の選挙運動をやっています。
・現市議会議長
市議会議員時代と同様に、地道な個別訪問をしています。
・現職市長
市長の役職を利用して、市の嘱託員(区長会)、婦人会、消防団、民生員等へ呼びかけ、いわゆる動員(半強制的)をかけて、演説会場をいっぱいにされているようです。市の選挙管理委員会から、現職市長の後援会へ「公職を利用した選挙活動の禁止」に触れると、2度も注意があり、これは、公的な権力を利用した選挙活動と思います。熊本日日新聞にも、大きな記事となりました。
・新人候補
新人の後援会は、まったく違っていて、市民有志がボランティアで毎日集まり、マニフェスト配り、集会の呼び掛け、ミニ集会の準備、食料も活動資金も市民が持ちより、市民運動の形で市長選挙に向け、人の輪がどんどん、どんどん広がっています。
・激しい選挙戦になった経緯
ここ10年間の合併協議に中で、宇土市は、他の市と違い、単独で自治を目指すことになりました。新市がどんどん誕生する中で、「このままでは宇土は取り残される、元気をとりもどしたい」の市民有志が、45歳の新人を担ぎ出し、今回の選挙になったからです。
市役所の安定した職をなげうって、宇土市の再生を目指すこの「勇気と行動」に、心ある市民が感激し、その賛同の輪を広げたい思います。
・地域の活性化は、市民一人ひとりの責任
地域の再生は、市民一人ひとりの行動によります。自分が変われば、周りが変わるとよく言います。選挙は、一人ひとりの地域への要望の結集の結果と思います。ケネディの言葉ではないですが、
「何も行わず、手をこまねくということ、それが最も危険」
日々の変化のない生活で、常に怠惰になる性格が全ての人にあります。気付かされない(知らされない)ことで、無関心になって行きます。
・市政の検証に、市長交代が必要
民主党の政権交代で、自民党のこれまでの知らされない政治内容が明らかになりました。
地方政府でも、長い政権は、怠惰としがらみの温床をつくります。社会は変化しています。地方政治も常に変革が必要です。チェンジすることで見えてくる、地域の矛盾、改善点、気付き改革するには、市長と市民の緊張感あるパートナーシップ、緊張感のある議会、先進的で活発な市役所、そんな宇土市に変わることが必要と思います。
*参考資料:関厚夫著「一日一名言」
<以前の日記>
・(地方政治)天下国家に主たる人は、経済の術を知るべし
http://utorongo.otemo-yan.net/e288160.html
・市民の要望「宇土・市民マニフェスト2010」
http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e287529.html
・キューバ危機時のケネディ
ジョン・F・ケネディは、世の待望するリーダーとして登場した。しかし、世界情勢は冷戦状況が拡大し、ソ連が海外への圧力を広げていた時期でした。キューバ危機の時、キューバにソ連から運び込まれつつあったミサイル基地の機材を海上封鎖で阻止しようとした。
アメリカ国内からは、「生ぬるい!」の声も上がったが、ケネディは、「戦争の可能性は三分の一から半分の間」、もしキューバを空爆すれば、核戦争になることも覚悟していた。その時、語ったことばが冒頭の一節ですが、次の言葉が続く、
「世界核戦争の危険を軽々または不必要に冒すつもりはないが、その危険に直面すべきとき、ひるむつもりはない」
とソ連に向けたメッセージをテレビで語った。リーダーの何たるかを身を持って示したと思います。
・政治的権力は、公共の福祉のためにのみ行う権利である
キューバ危機とは違いますが、どんな小さな地域にも、色々なもめごとがあります。
英国の思想家、ジョン・ロックは、次のようなことを語っています。
「政治的権力とは、所有権を規制し、保護するために死刑とそれ以下のあらゆる刑罰をふくむ法律を作り、執行し、外敵から国家(地域)を防衛する権利のことであり、すべてこのような公共の福祉のためにのみ行う権利である」
簡単なことばであるが、真理の光があります。
・宇土市長選挙の活動状況
今、宇土市では市長選挙へ向けた事前の運動が真っ盛りです。4期目を目指す現職市長(助役を2期務めた)と、現市議会議長、そして45歳で宇土市役所を辞め挑戦している政治的には全く新人の三人です。三者三様の選挙運動をやっています。
・現市議会議長
市議会議員時代と同様に、地道な個別訪問をしています。
・現職市長
市長の役職を利用して、市の嘱託員(区長会)、婦人会、消防団、民生員等へ呼びかけ、いわゆる動員(半強制的)をかけて、演説会場をいっぱいにされているようです。市の選挙管理委員会から、現職市長の後援会へ「公職を利用した選挙活動の禁止」に触れると、2度も注意があり、これは、公的な権力を利用した選挙活動と思います。熊本日日新聞にも、大きな記事となりました。
・新人候補
新人の後援会は、まったく違っていて、市民有志がボランティアで毎日集まり、マニフェスト配り、集会の呼び掛け、ミニ集会の準備、食料も活動資金も市民が持ちより、市民運動の形で市長選挙に向け、人の輪がどんどん、どんどん広がっています。
・激しい選挙戦になった経緯
ここ10年間の合併協議に中で、宇土市は、他の市と違い、単独で自治を目指すことになりました。新市がどんどん誕生する中で、「このままでは宇土は取り残される、元気をとりもどしたい」の市民有志が、45歳の新人を担ぎ出し、今回の選挙になったからです。
市役所の安定した職をなげうって、宇土市の再生を目指すこの「勇気と行動」に、心ある市民が感激し、その賛同の輪を広げたい思います。
・地域の活性化は、市民一人ひとりの責任
地域の再生は、市民一人ひとりの行動によります。自分が変われば、周りが変わるとよく言います。選挙は、一人ひとりの地域への要望の結集の結果と思います。ケネディの言葉ではないですが、
「何も行わず、手をこまねくということ、それが最も危険」
日々の変化のない生活で、常に怠惰になる性格が全ての人にあります。気付かされない(知らされない)ことで、無関心になって行きます。
・市政の検証に、市長交代が必要
民主党の政権交代で、自民党のこれまでの知らされない政治内容が明らかになりました。
地方政府でも、長い政権は、怠惰としがらみの温床をつくります。社会は変化しています。地方政治も常に変革が必要です。チェンジすることで見えてくる、地域の矛盾、改善点、気付き改革するには、市長と市民の緊張感あるパートナーシップ、緊張感のある議会、先進的で活発な市役所、そんな宇土市に変わることが必要と思います。
*参考資料:関厚夫著「一日一名言」
<以前の日記>
・(地方政治)天下国家に主たる人は、経済の術を知るべし
http://utorongo.otemo-yan.net/e288160.html
・市民の要望「宇土・市民マニフェスト2010」
http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e287529.html
「人間から生きがいを奪うほど残酷なことはない。人間に生きがいを与えるほど大きな愛はない」〜神谷美恵子〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 12:08│Comments(0)
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