2010年06月29日
<三省>名声は甘美な言葉だが、人を有頂天にもする
<三省>名声は甘美な言葉だが、人を有頂天にもする
「故郷に錦を果たし変える」の童謡がある、・・・。
人は、名声に憧れる。名声は、甘美な響きがあります。しかし、名声だけ追いかけると、いろいろな悪評を語る人が出て来ます。地域の先輩が、「活動は宣伝する活動でなく、(口伝えに)伝染していくような地道な活動を心掛けなさい」と若い頃に訓示を頂きました。
これは、いにしえ(古)からある人間の性からの教訓と思います。
中世の詩人ゲーテは、名声を望む人々を次にように、手紙に書いています。
(本文)
名声は魂の快美な糧(かて)です。それは精神を強め高め、心に活気を与えます。それゆえ、弱い人間の心はそれによって元気づけられることを望みます。しかし有名になると、やがて名声を軽視するようになります。一般の考えは人間を神と崇(あが)めると同時に、神をけがします。一般の考えはしばしば欠点をもほめるところの長所を嘲(あざけ)ります。名声は悪評に劣らず人を気づつけるものだという私のことばをお信じなさい。(中略)
(以上、シュトロガノフ伯へ、1828年ころ)
>それ(名声)は精神を強め高め、心に活気を与えます。
>有名になると、やがて名声を軽視するようになります。
人間は、自分の評価次第で、落ち込みもするし、有頂天になることもあります。
人の心の「謙虚」と「奢(おご)り」は、意外に表裏一体の「背中合わせ」の状況にあります。「伝染して行くような活動」と訓示された先輩は、地域づくりを地道に重ね、30年近い実績と、九州・日本へも広がるネットワークを構築されています。
ゲーテの言葉、
>名声は悪評に劣らず人を気づつけるものだ
常に心に留め、日々の行動に活かしていきたいと考えます。人間は弱い、褒められるとうれしいものですが、有頂天になって判断を誤ってはいけないと思います。
論語に「一日三省す」の教示のように、日々自分の置かれている立場、やって来た実績、日々語る言動を、検証し、反省し、次に生かすことを考え続けることが大事と思います。
*参考資料:ゲーテ「格言集」
「故郷に錦を果たし変える」の童謡がある、・・・。
人は、名声に憧れる。名声は、甘美な響きがあります。しかし、名声だけ追いかけると、いろいろな悪評を語る人が出て来ます。地域の先輩が、「活動は宣伝する活動でなく、(口伝えに)伝染していくような地道な活動を心掛けなさい」と若い頃に訓示を頂きました。
これは、いにしえ(古)からある人間の性からの教訓と思います。
中世の詩人ゲーテは、名声を望む人々を次にように、手紙に書いています。
(本文)
名声は魂の快美な糧(かて)です。それは精神を強め高め、心に活気を与えます。それゆえ、弱い人間の心はそれによって元気づけられることを望みます。しかし有名になると、やがて名声を軽視するようになります。一般の考えは人間を神と崇(あが)めると同時に、神をけがします。一般の考えはしばしば欠点をもほめるところの長所を嘲(あざけ)ります。名声は悪評に劣らず人を気づつけるものだという私のことばをお信じなさい。(中略)
(以上、シュトロガノフ伯へ、1828年ころ)
>それ(名声)は精神を強め高め、心に活気を与えます。
>有名になると、やがて名声を軽視するようになります。
人間は、自分の評価次第で、落ち込みもするし、有頂天になることもあります。
人の心の「謙虚」と「奢(おご)り」は、意外に表裏一体の「背中合わせ」の状況にあります。「伝染して行くような活動」と訓示された先輩は、地域づくりを地道に重ね、30年近い実績と、九州・日本へも広がるネットワークを構築されています。
ゲーテの言葉、
>名声は悪評に劣らず人を気づつけるものだ
常に心に留め、日々の行動に活かしていきたいと考えます。人間は弱い、褒められるとうれしいものですが、有頂天になって判断を誤ってはいけないと思います。
論語に「一日三省す」の教示のように、日々自分の置かれている立場、やって来た実績、日々語る言動を、検証し、反省し、次に生かすことを考え続けることが大事と思います。
*参考資料:ゲーテ「格言集」
「人間から生きがいを奪うほど残酷なことはない。人間に生きがいを与えるほど大きな愛はない」〜神谷美恵子〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 08:56│Comments(0)
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