2011年11月16日

日本人の奮起こそ、世界をよりよき方向に

日本人の奮起こそ、世界をよりよき方向に

 おはようございます。肌寒い朝の熊本です。先月27日の熊日朝刊に、消費増税案、円為替レート75円、TPP論争、さらに、この冬は九州5%節電、とあった。この日本の厳しい経済情勢の中でも、ヨーロッパの金融不安定から、日本の信用は落ちない。

 昨日の共同通信配信記事に、アメリカの元駐日大使のウォルター・モンデール氏が、語っていた。

「日本人が東日本大震災で威厳と他者への敬意を持って対処したことに世界中が感動した。多くの人が苦しんでいるし、家族を失った傷は決して癒えないかもしれない。しかし世界中がどれほど彼らを尊敬し、彼らの精神がどれほどわれわれを救ったかを知ってほしい」 。

 また、アジア全体が日本を必要とし、経済大国として復活し、アジアをけん引するのは重要だ、とも語っている。日本人の精神に、世界中が期待をしているのだと感じます。中国はトップの交代時期にあり、解放、経済優先は変わらないと思うが、経済の安定度からいうと、日本の比ではない。その現れが、円高になっているのではないか。

 国力は、国民一人ひとりの総力だと思う。私たち一人ひとり、日々懸命に生きる姿が、世界の人びとを勇気づけることになる。戦後の苦境を乗り切った日本人の奮起こそ、世界をよりよき方向に、向かわせる要因のように思いたい。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:54│Comments(0)リーダーの名言
 
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