2013年07月18日

(イノベーション)現場に足を運べ。発想は現場に行くことで磨かれる。

(イノベーション)現場に足を運べ。発想は現場に行くことで磨かれる。

私の社会活動の先生の口癖は、「現場、現物、本人」です。しかし、これは全ての事業、会社、活動、学校にも必要な気がしています。先生は、とにかく地域を歩くことが大事、自分で現場を見る、自分で現物を確かめる、当人に会う、これを自分で確かめる。3つのキーワードに含まれる4つの行動を、こつこつやり続けるしか道はできない。

スティーブ・ジョブズ氏は、現場が大好き。ジョブズ氏は、技術者ではない。プロデューサー的なCEOと思います。1日に2度も、3度も現場に足を運ぶ。徹底した現場主義が、未知の道を拓いて来た。

ジョブズ氏は、「現場に行けばヒントがる。現場に行けば発想が磨かれる」と。(『スティーブ・ジョブズ 神の仕事術』から)

すぐれたアイデアは、1人の頭からは生まれない。天才アインシュタインでさえ、気の合った仲間たちと雑談する中から特殊相対性理論を構築できた。

また本は、次の言葉で締められていた。

仕事の中で思いついたことを気軽に口することだ。互いに刺激することで、机を離れ、現場に向かわなくてはならないのだ。現場発のアイデアはとても役に立つ。(略)
(『スティーブ・ジョブズ 神の仕事術』から)

私は、2人から始めた異業種交流会「四季の会」だが、14年も経てば色々な仲間ができるもので、異業種を越え、多業種交流会なっています。文化もそうだが、技術の融合もまた違った分野の融合から新しい流れが始まる。日本のノーベル賞学者江崎玲於奈氏は、「もし異分野の人たちと出会わなかったら、今の自分は無い」科学雑誌で読んだ。

異次元の発想も、現実の地道な事業も、現場か始まり現場で終わる。先生の「現場、現物、本人」の訓示を忘れずに、好きな仲間たちと継続できる異業種交流会を続けて行きたいとおもます。

*参考資料:桑原晃弥編著『スティーブ・ジョブズ 神の仕事術』


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Posted by ノグチ(noguchi) at 23:00│Comments(0)私の意見
 
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