2013年08月23日

生きて来た方々の人生が、地域の個性(伝統)を醸し出す

生きて来た方々の人生が、地域の個性(伝統)を醸し出す

おはようございます。今日も暑い熊本です。

今日の午後は、熊本県が主催する「第1回くまもと未来会議リレー講演」に参加します。テーマは、「知の集積~地域の宝を活かしたまちづくり~」。内容は、
1部 講演「知の集積~地域の宝を活かしたまちづくり~」
講演1 坂東 眞理子(昭和女子大学 学長)
講演2 野口 和義(株式会社JTB九州代表取締役社長)
2部 鼎談(ていだん)「天草の可能性」
パネリストは、坂東眞理子、野口和義、蒲島郁夫(熊本県知事)です。

さて、地域の宝とはなんだろうか?

昨夜、限界集落に移り住み、地域活性化に取り組む若い女性たちのリーダーがテレビで紹介された。場所は、新潟県十日町の小さな「池谷集落」、その女性は中越地震でボランティアに来て、何度を足を運び、東京に就職先が決まっていたのをやめて、十日町に移り住むことを決めた。仕事は、元小学校の管理人だが、毎日池谷集落に軽トラックで通う。池谷集落の素晴らしさを、ネット配信に取り組んでいる。

リーダーの坂下可奈子さんは、ボランティアできている時に池谷集落の女性から「世はリーマンショックだろうが、ここは関係ないね」。この言葉を聞き、ハッとしたそうだ。1000年を越える歴史ある集落だが、社会の景気が浮き沈みしようと、関係なく生活を続けてきた。坂下さんは、「確かに都会の豊かさは無いが、池谷集落には違った魅力を感じた」と。

日本に1万ヶ所くらいの限界集落が存在するそうだが、多分同様の生活が続けられていると思います。私の住む集落もどんどん人口が減り続けている。今住む多くの若者は、熊本市や近郊の商工業施設や近くの老人施設などで働いている。それとは違い年配者は、少量多品種の農産物を生産し、物産館等に出品したくましく生活しています。

本日の「くまもと未来会議リレー講演」でどんなことが語られるかわかりませんが、坂下可奈子さんのように、限界集落に新たな価値を見出し、それを域外へ広報して、集落を維持しようとする若者がどれだけいるか? 昨日の経済政策の問題点ではないですが、大枠の議論では地域は何も変わらない。一つ一つ集落を自分の足で回り、集落間の関係を調べ、そこをベースとして活性化策を作らないと、実りある成果は望めないように思う。

人口減少社会の現代、地方に住む一人ひとりが、地域を回り現状を知り、足りないものは外から取り込み、地域の人材を活かすことが必要と思います。昨夜の池谷集落の高齢者みんなさんを見ると、一人ひとりが地域に個性をつくる宝のように思います。

昨夜の慶応大学の清水雅彦名誉教授の講演で印象に残ったのが、「大学の伝統を作るのは、卒業生の生き様である」と語っていた。これは、集落間の個性も同じと思う。そこに住み、生きて来た方々の人生が、地域の個性(伝統)を醸し出す。地域の宝とは、人そのもののようにも思っています。

午前中は家の片付けをして、午後は天草市の本渡まで講演を聞きに行き、夜は「宇土地蔵祭り」で防犯パトロールに出かけます。今日も暑いようです。水筒持って、天草までドライブです。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:39│Comments(0)私の意見
 
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