2014年04月11日
<江崎玲於奈氏のメッセージ>チャレンジ精神なしに、よき人生は送れません。
<江崎玲於奈氏のメッセージ>チャレンジ精神なしに、よき人生は送れません。
おはようございます。朝ウォーキングでの挨拶は、地域とのつながりの一歩と思います。
今朝は、雑誌『致知』4月号のノーベル賞受賞の江崎玲於奈氏と筑波大学名誉教授の村上和雄氏との対談録を読み、STAP細胞研究の小保方さんのことを考えました。
江崎氏は、アメリカで半導体トランジスターが誕生し、「科学は必ずしもそれまでの延長線上にはない。研究とは新しい未知のものを見出すものだということを身にしみて感じました」と。
江崎氏は、“エザキダイオードにおけるトンネル効果”で、ノーベル賞を受賞したのですが、最初その研究成果を1957年の日本物理学会で発表したが、なかなかその意義を理解してくれなかった。それを高く評価したのは、アメリカの物理学会誌の読者たちだった。その要望を受けて、ヨーロッパで開催された固体物理学の国際会議で発表した。
翌年、アメリカで2ヶ月間講演旅行をやった時は、エザキダイオード・フィーバーが起きた。いくつもオファーがあり、日本と比べてはるかにオプションが多く、評価が公平なアメリカの研究環境に憧れて、考えた末、ニューヨークに近いIBMのT・Jワトソン中央研究所で働くことを決めたそうです。
ノーベル物理学賞の受賞は、アメリカへ移って13年後こと、知らせは、ニューヨークのラジオ局から「ノーベル賞おめでとう、今のお気持ちは?」でした。その受賞は、日本中が沸きに沸きました。後の歴史は、みなさんご存知と思います。
江崎氏は、IBM勤務時代に若い人に言っていたことは、「考えられないことを考えなさい」だそうです。IBMの社内には、「Think」という標語があちこちに貼ってあった。また、アップル社のスティーブ・ジョブズは、「Think deferent
」つまり、ただ考えるのではなく、違ったことを考えろ。これをうけて江崎氏は、「Think unthinkable」考えられないことを考えなさい、と言い続けたそうです。素晴らしいと思います。
最後に、江崎氏が提唱したノーベル賞を取るための五か条「江崎の黄金律」が紹介されています。
一、いままでの行きがかりにとらわれない。
二、教えはいくら受けてもいいが、大先生にのめりこまない。
三、無用なガラクタ情報に惑わされない。
四、創造力を発揮して自分の主張を貫くには闘うことを避けてはならない。
五、子供のような飽くなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけない。
江崎氏は、「誰でもある程度は好奇心や進取の気性を持っているわけですしね。何か私が特別なわけではないと思います」と付け加えている。
この対談を読むと、新奇性に富む発明、発見を認めようとしない日本社会の気質が見えてきます。島国気質とか、保守的とか言われますが、ならばそれを認める国へ、地域へ出向きチャレンジすること必要な生き方と思いました。
今日は、一日打ち合わせで外回りですが、江崎氏の言葉から、新しいことにチャレンジする人を応援するような仕事に関わりたいと思います。
おはようございます。朝ウォーキングでの挨拶は、地域とのつながりの一歩と思います。
今朝は、雑誌『致知』4月号のノーベル賞受賞の江崎玲於奈氏と筑波大学名誉教授の村上和雄氏との対談録を読み、STAP細胞研究の小保方さんのことを考えました。
江崎氏は、アメリカで半導体トランジスターが誕生し、「科学は必ずしもそれまでの延長線上にはない。研究とは新しい未知のものを見出すものだということを身にしみて感じました」と。
江崎氏は、“エザキダイオードにおけるトンネル効果”で、ノーベル賞を受賞したのですが、最初その研究成果を1957年の日本物理学会で発表したが、なかなかその意義を理解してくれなかった。それを高く評価したのは、アメリカの物理学会誌の読者たちだった。その要望を受けて、ヨーロッパで開催された固体物理学の国際会議で発表した。
翌年、アメリカで2ヶ月間講演旅行をやった時は、エザキダイオード・フィーバーが起きた。いくつもオファーがあり、日本と比べてはるかにオプションが多く、評価が公平なアメリカの研究環境に憧れて、考えた末、ニューヨークに近いIBMのT・Jワトソン中央研究所で働くことを決めたそうです。
ノーベル物理学賞の受賞は、アメリカへ移って13年後こと、知らせは、ニューヨークのラジオ局から「ノーベル賞おめでとう、今のお気持ちは?」でした。その受賞は、日本中が沸きに沸きました。後の歴史は、みなさんご存知と思います。
江崎氏は、IBM勤務時代に若い人に言っていたことは、「考えられないことを考えなさい」だそうです。IBMの社内には、「Think」という標語があちこちに貼ってあった。また、アップル社のスティーブ・ジョブズは、「Think deferent
」つまり、ただ考えるのではなく、違ったことを考えろ。これをうけて江崎氏は、「Think unthinkable」考えられないことを考えなさい、と言い続けたそうです。素晴らしいと思います。
最後に、江崎氏が提唱したノーベル賞を取るための五か条「江崎の黄金律」が紹介されています。
一、いままでの行きがかりにとらわれない。
二、教えはいくら受けてもいいが、大先生にのめりこまない。
三、無用なガラクタ情報に惑わされない。
四、創造力を発揮して自分の主張を貫くには闘うことを避けてはならない。
五、子供のような飽くなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけない。
江崎氏は、「誰でもある程度は好奇心や進取の気性を持っているわけですしね。何か私が特別なわけではないと思います」と付け加えている。
この対談を読むと、新奇性に富む発明、発見を認めようとしない日本社会の気質が見えてきます。島国気質とか、保守的とか言われますが、ならばそれを認める国へ、地域へ出向きチャレンジすること必要な生き方と思いました。
今日は、一日打ち合わせで外回りですが、江崎氏の言葉から、新しいことにチャレンジする人を応援するような仕事に関わりたいと思います。
「人間から生きがいを奪うほど残酷なことはない。人間に生きがいを与えるほど大きな愛はない」〜神谷美恵子〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
「人は誰もが、大河の一滴である」〜五木寛之著『死の教科書ー心が晴れる48のヒントー』〜
本来"リベラリズム"で大事なのが人間の心なのです。〜宇沢弘文著『人間の経済学』〜
<人の時のアセス>愚直に生きた夏目漱石、その思考は『老子』を参考にしていた。〜半藤一利〜
「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜
>足跡の連なりが人生となる。「人生は、手ぶらで生きて、手ぶらで死ぬのがいい」〜升野俊明語録〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 07:35│Comments(0)
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