2008年06月16日
子育て環境の現状を危惧するメッセージより
子育て環境の現状を危惧するメッセージより
この宇土親子論語教室のブログの読者から、メールを頂きました。
ご返事の一部を紹介します。
<万引きする小学校2年生>
> 実はもう一つ…小学校2年生の女児が万引きをしていて、何故かお店では気がつかれず、友人の子どもだけが気がついていて…どう対応してよいかわかりません。その姉妹がsosを出している気がしています。友だちの子どもの友だちですから、関係ないと言えばそうなのですが…
多分、何かのシグナルと思います。
心が満たされていないから、心に空いたスペースを埋める行動と思います。
魔が差す程度の内に、親がしっかり子供と蜜に向き合う時間を作ることが必要と思います。
親たちは、忙しいと思います。ずっと一緒にいることは、どこの家庭でもできません。
しかし、親子の関係は、時間の長さでなく、密な時間を作ることが大事と、子供たちが通っていて保育所の園長先生に教えられました。
シグナルを、しっかり受け止める時間を持って欲しいと思います。
<煙草を堂々と吸う中学生 高校生>
> それも上熊本駅界隈での話なので、ほおっておけなくて…煙草を堂々と吸う中学生 高校生に何も言えない大人…万引きをしているのにどう対応したらこの子が救えるか分からない…情けなさは変りませんが、事実です。
大きな事件は、小さな事件の積み重ねと言います。
今、防犯パトロールの環が広がっています。とても良いことと思います。
ただ中心は、小学校低学年の通学監視ですが、心の育成からすると中学生、高校生に関心を持つことも必要と思います。
鹿児島市は、少年犯罪がとても少ない地域ですが、これは、大人たちが夜、夕食を終えて5~10人くらいのグループになって、夜徘徊する少年たちへ「声かけ」をする活動が影響していると言われています。
その声かけグループの数が、鹿児島市内だけで100以上あるそうです。元気の良い少年たち、或いは不良グループへの対応も、訓練して夜の声かけ活動が続けられています。
事の始まりは、昭和60年代少年犯罪が急増しているのを危惧して、当時の鹿児島市長が始められた「校区公民館制度」だといわれています。これは、小学校の敷地に公民館を作り、公民館活動に小・中学校の生徒を絡めて行い、地域で子供を育てる仕組みを作り上げました。この公民館活動の回数が半端でなくて、年間100回以上に登り、多いところは120回を越えるところもありす。
この活動のお蔭で、人生のやり直しができた青年のことが、テレビで紹介されていました。ケンカ、シンナー、暴走族、とうとう鹿児島を飛び出し、関西で色々ことをしましたが、30代になり、故郷に帰って来れたのは、中高生時代に地域のおばちゃん、おじちゃんたちから、いつも気にかけ、声をかけてもらっていたからと語っていました。現在は、その青年は公民館活動や声かけの中心メンバーのなっています。
社会不安を感じるのは、社会の変化に関心を持たない多くの大人の存在が、最大の原因と思います。
やっと始まった防犯パトロールの動きが、中・高生の夜の徘徊への声かけまで広がると良いなと思います。
小学校の親父の会は、PTA活動の一部の活動ですが、小学校で終わらず、中学校、高校の心の隙間を埋める、声かけまで広がって行くと、鹿児島市の公民館活動のように、大きな成果が出て来るのだと思います。
他県の活動を移行して、そのまま合うかは定かではないですが、参考にして行くことは大事と思います。PTA活動の参考になれば幸いです。
この宇土親子論語教室のブログの読者から、メールを頂きました。
ご返事の一部を紹介します。
<万引きする小学校2年生>
> 実はもう一つ…小学校2年生の女児が万引きをしていて、何故かお店では気がつかれず、友人の子どもだけが気がついていて…どう対応してよいかわかりません。その姉妹がsosを出している気がしています。友だちの子どもの友だちですから、関係ないと言えばそうなのですが…
多分、何かのシグナルと思います。
心が満たされていないから、心に空いたスペースを埋める行動と思います。
魔が差す程度の内に、親がしっかり子供と蜜に向き合う時間を作ることが必要と思います。
親たちは、忙しいと思います。ずっと一緒にいることは、どこの家庭でもできません。
しかし、親子の関係は、時間の長さでなく、密な時間を作ることが大事と、子供たちが通っていて保育所の園長先生に教えられました。
シグナルを、しっかり受け止める時間を持って欲しいと思います。
<煙草を堂々と吸う中学生 高校生>
> それも上熊本駅界隈での話なので、ほおっておけなくて…煙草を堂々と吸う中学生 高校生に何も言えない大人…万引きをしているのにどう対応したらこの子が救えるか分からない…情けなさは変りませんが、事実です。
大きな事件は、小さな事件の積み重ねと言います。
今、防犯パトロールの環が広がっています。とても良いことと思います。
ただ中心は、小学校低学年の通学監視ですが、心の育成からすると中学生、高校生に関心を持つことも必要と思います。
鹿児島市は、少年犯罪がとても少ない地域ですが、これは、大人たちが夜、夕食を終えて5~10人くらいのグループになって、夜徘徊する少年たちへ「声かけ」をする活動が影響していると言われています。
その声かけグループの数が、鹿児島市内だけで100以上あるそうです。元気の良い少年たち、或いは不良グループへの対応も、訓練して夜の声かけ活動が続けられています。
事の始まりは、昭和60年代少年犯罪が急増しているのを危惧して、当時の鹿児島市長が始められた「校区公民館制度」だといわれています。これは、小学校の敷地に公民館を作り、公民館活動に小・中学校の生徒を絡めて行い、地域で子供を育てる仕組みを作り上げました。この公民館活動の回数が半端でなくて、年間100回以上に登り、多いところは120回を越えるところもありす。
この活動のお蔭で、人生のやり直しができた青年のことが、テレビで紹介されていました。ケンカ、シンナー、暴走族、とうとう鹿児島を飛び出し、関西で色々ことをしましたが、30代になり、故郷に帰って来れたのは、中高生時代に地域のおばちゃん、おじちゃんたちから、いつも気にかけ、声をかけてもらっていたからと語っていました。現在は、その青年は公民館活動や声かけの中心メンバーのなっています。
社会不安を感じるのは、社会の変化に関心を持たない多くの大人の存在が、最大の原因と思います。
やっと始まった防犯パトロールの動きが、中・高生の夜の徘徊への声かけまで広がると良いなと思います。
小学校の親父の会は、PTA活動の一部の活動ですが、小学校で終わらず、中学校、高校の心の隙間を埋める、声かけまで広がって行くと、鹿児島市の公民館活動のように、大きな成果が出て来るのだと思います。
他県の活動を移行して、そのまま合うかは定かではないですが、参考にして行くことは大事と思います。PTA活動の参考になれば幸いです。
人間、誰と付き合うか、周りは見ていることを忘れてはいない。〜『荀子』〜
<人生は出会いて決まる>動かなければ、我が家の"景気(動き)"は良くならない。〜自論〜
<藩校の顕彰>熊本藩の藩校「時習館」教育の研究活動が必要と思う。
<スポーツの力>錦織選手の決勝は9日の午前6時。全米勝てば世界のトップ5。
歴史の現場視察(ウォッチング)は、学問の基本ではないのか。
「活殺自在」、自然や環境というのは、未来の子供たちから預かっている社会的共通資本。
<人生は出会いて決まる>動かなければ、我が家の"景気(動き)"は良くならない。〜自論〜
<藩校の顕彰>熊本藩の藩校「時習館」教育の研究活動が必要と思う。
<スポーツの力>錦織選手の決勝は9日の午前6時。全米勝てば世界のトップ5。
歴史の現場視察(ウォッチング)は、学問の基本ではないのか。
「活殺自在」、自然や環境というのは、未来の子供たちから預かっている社会的共通資本。
Posted by ノグチ(noguchi) at 09:46│Comments(0)
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