2008年02月24日

心の余裕を失うな(菜根譚)

心の余裕を失うな(菜根譚)

 今日は、午前中は「論語教室」に参加し、午後は大宰府の「人生の先生」が所有するマンション改装の完成検査に出かけて、先ほど帰りました。
 例のごとく、仕事が終わって、食事をしながら約2時間、人生の教示を頂き、有意義な一日になりました。


 今日は、手抜きの日記ですが、時々読む守屋洋著「新釈 菜根譚」から、一説を紹介します。


「心の余裕を失うな」

 閑なときには、気持ちまでだらけてしまいやすい。だから、心の余裕を保ちながらも、意識だけはすっきりさせておかなければならない。
 忙しいときには、気持ちが浮ついてしまいやすい。だから、意識をすっきりさせながらも、心の余裕だけは失わないようにつとめたい。

(解説)
 人間はもともと長い緊張には耐えられないようにできている。無理をするとパンクしてしまう。そこで時おりはリラックスさせる必要があるのだが、いったん緩めると、こんどは気持ちまでたるんで、緊張感をとりもどすのに時間がかかる。
 リラックスさせるのは、次の仕事にとりかかる準備期間だと心得てかかりたい。

(感想)
 多忙の中に、暇を見つけなさいと、先人は語っていますが、これがなかなか気持ちにゆとりを得るには、なかなか難しいの実感です。「忙中に閑あり」の教示を、どう自分で苦するかが、進路を誤らない工夫ではないかと思います。

*参考資料:「新釈 菜根譚」~人生はくよくよしないほうがいい~
  洪自誠著/守屋洋訳
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2310909



  


Posted by ノグチ(noguchi) at 22:47Comments(0)