2010年07月20日

(第1回学習会)「高速モーダルシフト」50名の参加申し込み

(第1回学習会)「高速モーダルシフト」50名の参加申し込み

 ご案内をしました、高速鉄道物流の学習会に、既に50名の参加申し込みを頂きありました。宇土市民会館に場所を移して良かったと思います。
 福岡、大分、鹿児島から、また熊本県下各地から参加があります。一番多いのは、宇土市、宇城市、熊本市ですが、人吉市から5名の参加予定です。
 先行する佐賀、北海道に遅れないように、しっかり、着実に九州は、民間を中心にネットワークを広げて行こうと考えています。
 今回参加できない方は、ぜひ次回(毎月1回)参加頂ければ幸いです。来月の予定は、広報サイト(ブログ、MIXI)、メール等でご案内をいたします。よろしくお願いしたします。

今月の内容は、下記の案内をお読みください。



<ご案内>

(第1回学習会)日本の新しい物流の仕組み(高速モーダルシフト)

 南アフリカのワールドカップは、小技大技を組み合わせたスペインサッカーが頂点をつかみました。同じ日、日本政治を担う民主党政権への逆風は強く、厳しい審判を国民が下した。アフリカの隆盛が、今回のワールドカップ成功を導き、消費税論議が民主党のV字人気を押し下げたように思います。

・地方経済の低迷続く
 地方産業の低迷は続く、製造業の海外移転、東アジア、南アジアの経済発展は、日本国内のデフレ効果をさらに進めているように感じます。また、長梅雨、中国の洪水、欧米の猛暑と、環境変化、地球温暖化の進展は止まりません。日本は、どこへ向かうのか? 九州の経済状況は、一向に兆しが見えない感を受けます。これを打開するには、発想の転換と、現在の国民のニーズを叶える仕組み作りが必要と思います。

・生活大国、元気な国「日本」の形
 生活大国と元自民党が唱え、今回民主党は元気な日本づくり、を目指しました。生活大国、元気な日本、これを九州に置き換えて考えると、今の現状はなかなか厳しいものがあります。人口減少社会になり、特に南九州の人口減少は、急激な勢いで進んでいます。これを劇的に変えることは難しいと考えます。

・農水産物を運ぶ長距離トラックの厳しい労働環境
 九州の農産物・水産物の生産は、地域経済中で大きな割合を占め、多くの長距離トラックが、関西、関東方面に、深夜走り続けています。過労から、大きな事故が多発している事実は、以外に知られていません。トラック事故の死亡者は、乗用車利用者の5倍あります。デフレ状況で、人件費を削る動きから、長距離トラックドライバーの労働環境が厳しくなっています。

・打開する方法「モーダルシフト」
 これを打開する方法として、注目を集めているが、鉄道貨物輸送(モーダルシフト)です。しかし現実は、旅客が中心と、山陽、東海の鉄道は、深夜も過密で、東京までの輸送時間がかさむことと、特に東海道線は、過密で貨物が何本も走らせることができません。地球温暖化防止の世界との約束を実現するには、新たな輸送システムを考える必要があります。

・日本技術を世界へアピール、CO2を1/8(省エネ1/6)
 そこで提案するのが、新幹線のルートを使い、深夜に貨物輸送をするシステムです。まだ、世界のどこもやっていませんが、特に九州は、農林水産業の新鮮な産物を、短時間で関西、関東に卸売市場に届けることが可能で、温暖化のCO2排出と大気汚染の原因であるトラック輸送を抑え、世界一安全が新幹線技術を使い、低コストに運び、CO2を1/8(省エネ1/6)が実現できます。

・日本の新しい物流仕組み(高速モーダルシフト)
 私ども高速鉄道物流システム県研究会は、日本の鉄道技術を世界へアピールすることと、新鮮な食材を短時間に安全に輸送し、地球温暖化防止の切り札と、九州から提案することをやりたいと思います。この新たな市民から提案に、興味・関心のある方は、学習会に参加して、色々なご提言や、意見交換から、日本の新しい物流仕組み(高速モーダルシフト)を、九州からアピールする活動に参加頂けますようにお願い申し上げます。

・参加者が予定オーバー、会場変更のお知らせ
 7月26日19時から、第1回目の学習会を開催予定して、皆さんにご案内しましたが、参加申し込みが予定を越え、現在九州4県(熊本県内85%)から30名を越えています。当初の会場(駐車場)が狭いので、宇土市民会館の会議室に変更することになりました。案内が重複するとは思いますが、既に参加申し込みをされている方は、会場を再度確認ください。九州から、新しい物流の流れを起こせるように、参加・協力をよろしくお願いいたします。
      記
   日 時  2010年7月26日19時~ 
   会 場  (熊本県)宇土市民会館2F・第3会議室
   テーマ   高速鉄道物流システム
   参加費  無料(参加予定人数 40名)
   主 催  (仮称)高速鉄道物流システム研究会
   事務所  NPO法人青年協議会内
        事務局担当 野口修一(090-3666-7682)
   連絡先  宇土市網引町1374 
         Tel/Fax 0964-24-3570
        Email : aande@lime.ocn.ne.jp
*参加の方は氏名、所属、連絡先を明記し7月24日まで、事務局の野口へ、メールかFaxお願いします。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 10:47Comments(0)宇土の出来事