2013年02月17日

〈長崎行きの目的〉シーボルト記念館と幕末ガール「楠本いね」

〈長崎行きの目的〉シーボルト記念館と幕末ガール「楠本いね」

おはようございます。昨夜は、大賑わいの長崎から、深夜に帰宅しました。やっと起きました。

長崎ランタンフェスティバルは、3回目ですが、今回はツアーバスではなくて、車で雲仙から長崎に入りました。何度も長崎には出かけているのですが、今回の目的の一つが、「シーボルト記念館」の訪問でした。

幕末の日本研究の第一人者「シーボルト」を深く知りたくて、昼前に長崎に入り、市街地から少し離れた、シーボルトの旧宅跡とシーボルト記念館を訪ねてみました。

出島にも、シーボルトに関する情報はあるのですが、シーボルトの子どものこと、2度の来日の目的と状況を詳しく知るために、シーボルトがどんな環境で生活し、どんなに人たちと関わったか、日本への影響も含め、いろいろなことが分かりました。

特に、西洋医学を学んだ日本人医師たち、蘭学塾に通った若者たち、さらに シーボルトの妻や子孫たち、その後も含め、特にシーボルトの愛娘「いね」ことも詳しく分かりました。

作家の司馬遼太郎の講演集にあった「蘭学医のポンペ先生」と「シーボルトの娘と幕末の日本人蘭学医師たち」との関わりが、どんなだったか?、とても関心がありました。

シーボルト記念館の配置資料に、とても嬉しいチラシがありました。四国の松山にある〈坊ちゃん劇場〉が、シーボルトの娘の「いね」を取り上げた、日本初の女性産科医の楠本いねの生涯を劇にした『幕末ガール~ドクトルおいね物語』が、現在、坊ちゃん劇場で上演されていること知りました。

この劇が、できれば全国で上演され、シーボルトと言う人物が、日本の幕末、明治維新に大きな影響を与え、さらに日本の明治にも深く関わりを持ったことが、知られれば良いなと思います。

坂本龍馬の活躍の場「長崎」には、明治維新に影響を与えた、たくさんの人物たちの歴史秘話がたくさん見つかる所と、昨日の訪問で更に深まり、また行きたくなりました。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:43│Comments(0)偉人
 
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