2014年03月22日
「戦いは勢に求める」、多くの人はほめられてやる気が出る。〜孫子〜
「戦いは勢に求める」、多くの人はほめられてやる気が出る。〜孫子〜
おはようございます。花冷えと言いますが、桜の開花宣言はあったが、寒い朝になっています。丸3年前、東日本大震災の支援活動が本格的に始まった日です。県内外から、170名のボランティアが集まり、25トンの支援物資の仕分け作業が丸一日続きました。それから約2月、集中的に被災地支援活動をやりました。もう3年が経ちますが、まだまだ被災地の復興は進みません。
さて、昨夜の市政報告会は、運動の趣旨を深く納得し、感激がさらに深いものになりました。
「敵を知り己を知れば、戦いに万全なり」
孫子の兵法の訓示も飛び出す、勢いを感じる2時間の市政報告会で、「政策論争とはこれか」と、心踊るものを感じる集まりでした。「選挙は武器をもたない戦争」と例える人もいます。関わる人間の緊張感が、運動に勢いをつけます。集まりで、緩みを見せるようでは話にならない。
昨夜の挨拶の中で、講演会の選挙長から『孫子』の訓示の一つ、「戦いには勢いが必要」のことが語られた。その言葉で、会場がグッと締まった。
「善く戦う者は、これを勢に求めて人に責(もと)めず。故によく人を択(す)てて勢に任ず。勢に任ずる者は、その人を戦わしむるや木石を転ずるがごとし」
現代語に訳すれば、
「戦上手は、なによりもまず勢い乗ることを重視し、兵士一人一人の働きに過度の期待をかけない。それゆえ、全軍の力を一つにまとめて勢いに乗ることができるにである。勢いに乗れば、兵士は坂道を転がる丸太や石ころにように、思いがけない力を発揮することができる」
よく聞く『孫子の兵法』の「戦いは勢に求める」の訓示です。組織戦は、一の力を二に、三にも高める効果があるが、それを実現するには「勢い」が必要と2000年前の将軍が説いています。『孟子』にも、「智慧ありと雖も、勢いに乗ずるに如かず」の教示がある。組織に勢いをつけるには何が必要か。
第一に、トップが明るく振る舞うことと。あくまでも明るく、爽やかに陣頭に立って参加者を引っ張って行く。
第二に、当面の目標を示すこと。高すぎる目標をではなく、みんなで頑張れば達成できる目標を掲げる。
第三に、成功事例を重ねると、おのずから組織全体に勢いがつく。
第四に、参加者をほめること。多くの人は、ほめられて、やる気が出てくるもの。
なんだ当たり前のことではないか、と言われるかもしれませんが、リーダーの細やかな気遣いがなければ、大所帯の組織戦は上手く動かない。全体を把握し鋭く動く。また戦いは「天の時」「地の利」「人の和」の3つの条件が必要ですが、最も大事なことは「人の和」だと思います。
今回我々の選挙戦略は、「地区での市政報告会」の開催で、市民会館大ホールにはどんなに多くても1000人は入れない。ならば、市長が自ら市民へ思い(政策)を伝えるため各地区へ出向き対話集会(市政報告会)をやろうと進めてきました。
これまで9回の報告会には、会場の制限から100名から450名の集まりを9回開催し、延べ2300名を越える市民が参加してもらいました。とても密な意見交換ができ、会を重ねるごとに、参加者も増え、議論の中身も濃くなりました。
3月19日の公開討論会から政策の本格論戦ができるようになり、昨夜は敵陣の批判の的にでっち上げられた2つの事業を、市長が自ら事細かに説明され、参加者が深く納得し、大きな賛同を得ることができました。やはり、誹謗中傷ではなく、政策論争を市民は求めていると痛感します。
締めの言葉に「九割りを半ばとする」の訓示もあり、選挙戦は終盤ですが、やっと相手陣営の「ローカル・マニフェスト(政権公約)」の全貌が出て、これからの「宇土市づくり」をテーマに、運動員一人ひとりが熱く燃え、目標達成へ向け、おおいに勢いが出て来たと思える昨夜の市政報告会でした。投票まで残り8日、今日は遊説準備、いよいよ明日から選挙運動です。自分に与えられた仕事(目標)を達成できるように、頑張りたいと思います。
おはようございます。花冷えと言いますが、桜の開花宣言はあったが、寒い朝になっています。丸3年前、東日本大震災の支援活動が本格的に始まった日です。県内外から、170名のボランティアが集まり、25トンの支援物資の仕分け作業が丸一日続きました。それから約2月、集中的に被災地支援活動をやりました。もう3年が経ちますが、まだまだ被災地の復興は進みません。
さて、昨夜の市政報告会は、運動の趣旨を深く納得し、感激がさらに深いものになりました。
「敵を知り己を知れば、戦いに万全なり」
孫子の兵法の訓示も飛び出す、勢いを感じる2時間の市政報告会で、「政策論争とはこれか」と、心踊るものを感じる集まりでした。「選挙は武器をもたない戦争」と例える人もいます。関わる人間の緊張感が、運動に勢いをつけます。集まりで、緩みを見せるようでは話にならない。
昨夜の挨拶の中で、講演会の選挙長から『孫子』の訓示の一つ、「戦いには勢いが必要」のことが語られた。その言葉で、会場がグッと締まった。
「善く戦う者は、これを勢に求めて人に責(もと)めず。故によく人を択(す)てて勢に任ず。勢に任ずる者は、その人を戦わしむるや木石を転ずるがごとし」
現代語に訳すれば、
「戦上手は、なによりもまず勢い乗ることを重視し、兵士一人一人の働きに過度の期待をかけない。それゆえ、全軍の力を一つにまとめて勢いに乗ることができるにである。勢いに乗れば、兵士は坂道を転がる丸太や石ころにように、思いがけない力を発揮することができる」
よく聞く『孫子の兵法』の「戦いは勢に求める」の訓示です。組織戦は、一の力を二に、三にも高める効果があるが、それを実現するには「勢い」が必要と2000年前の将軍が説いています。『孟子』にも、「智慧ありと雖も、勢いに乗ずるに如かず」の教示がある。組織に勢いをつけるには何が必要か。
第一に、トップが明るく振る舞うことと。あくまでも明るく、爽やかに陣頭に立って参加者を引っ張って行く。
第二に、当面の目標を示すこと。高すぎる目標をではなく、みんなで頑張れば達成できる目標を掲げる。
第三に、成功事例を重ねると、おのずから組織全体に勢いがつく。
第四に、参加者をほめること。多くの人は、ほめられて、やる気が出てくるもの。
なんだ当たり前のことではないか、と言われるかもしれませんが、リーダーの細やかな気遣いがなければ、大所帯の組織戦は上手く動かない。全体を把握し鋭く動く。また戦いは「天の時」「地の利」「人の和」の3つの条件が必要ですが、最も大事なことは「人の和」だと思います。
今回我々の選挙戦略は、「地区での市政報告会」の開催で、市民会館大ホールにはどんなに多くても1000人は入れない。ならば、市長が自ら市民へ思い(政策)を伝えるため各地区へ出向き対話集会(市政報告会)をやろうと進めてきました。
これまで9回の報告会には、会場の制限から100名から450名の集まりを9回開催し、延べ2300名を越える市民が参加してもらいました。とても密な意見交換ができ、会を重ねるごとに、参加者も増え、議論の中身も濃くなりました。
3月19日の公開討論会から政策の本格論戦ができるようになり、昨夜は敵陣の批判の的にでっち上げられた2つの事業を、市長が自ら事細かに説明され、参加者が深く納得し、大きな賛同を得ることができました。やはり、誹謗中傷ではなく、政策論争を市民は求めていると痛感します。
締めの言葉に「九割りを半ばとする」の訓示もあり、選挙戦は終盤ですが、やっと相手陣営の「ローカル・マニフェスト(政権公約)」の全貌が出て、これからの「宇土市づくり」をテーマに、運動員一人ひとりが熱く燃え、目標達成へ向け、おおいに勢いが出て来たと思える昨夜の市政報告会でした。投票まで残り8日、今日は遊説準備、いよいよ明日から選挙運動です。自分に与えられた仕事(目標)を達成できるように、頑張りたいと思います。
本日は、宇土親子論語教室に参加しています。最初に、経書大講にまとめられた戦前の小林一郎先生の『中庸』の解説書から、
中国古典輪読会「中澄会」参加して、聖賢の訓示『中庸』を学びました。〜感想や雑談が面白い〜
道求無限(どうきゅうむげん)
「天命に安じる」、勢いよく飛び込んだ蛙ほど早く浮かび上がる。
地域活性化の一助に、宇土マリーナジュニアサッカー大会を宇土市民グランドで開催予定。
台風8号が私の地域に最悪のコースになった。〜「わが身に問え」 。
中国古典輪読会「中澄会」参加して、聖賢の訓示『中庸』を学びました。〜感想や雑談が面白い〜
道求無限(どうきゅうむげん)
「天命に安じる」、勢いよく飛び込んだ蛙ほど早く浮かび上がる。
地域活性化の一助に、宇土マリーナジュニアサッカー大会を宇土市民グランドで開催予定。
台風8号が私の地域に最悪のコースになった。〜「わが身に問え」 。
Posted by ノグチ(noguchi) at 07:16│Comments(0)
│宇土の出来事