2013年03月11日

桜が日本の誇りであるのと同様、武士道もまた日本の誇りである。

桜が日本の誇りであるのと同様、武士道もまた日本の誇りである。

震災から2年、すさまじい自然界の破壊力を目の当たりした、津波映像は意までも脳裏から離れない。津波の襲った後の何もなくなった市街地、相馬市、名取市、仙台市、東松島市、石巻市、南三陸町、陸前高田市、その道々に連なる海岸の漁村の被害地、言葉にできないような、酷い光景を見て回りました。

寒く、明りも、温かさも無い、体育館や避難所、半壊の家々で一昼夜を過ごし、救援物質がなかなか、津波の瓦礫で現地へ入れない。じーっと待つ強さ、物質が来たら寒風吹く中に整然と順番を松姿に、日本人の真髄を見た気がします。

武士道は、滅私奉公の精神が根幹にあると思います。勇猛果敢な戦う武士ではなく、規律を守り、世の中の規範に整然と順ずる姿こそ、世界の人々に感銘を与えたと思います。「どうして、暴動や略奪が起きないのか?」、海外から疑念を持たれるほど、日本人の良識の行動は、素晴らしいと思います。

明治の元勲の一人、渋沢栄一は、農民出身でしたが、心は常に武士道を念頭に、行動し滅私奉公の経済人と思います。渋沢栄一が特別ではなぬ、一般人にも、その生き方の指針に、武士道の精神が脈々と連なり、阪神淡路大震災、そして2年前の東日本大震災の日本人の行動は、聖人にも近い輝きがありました。

渋沢栄一は、武士道ついて語っています。

「道徳に背くことや義理を欠くことを避け、人の行うべき正しい道を歩むという頑固で変わらない考えを持ち続けるのと同時に、礼儀と恥を知り、弱気を助け強きをくじくという気持を併せ持つことといえるだろう」

そして、「桜が日本の誇りであるのと同様、武士道もまた日本の誇りである」と。

これからの共同は、心の育成、特に胆力を育てて、人の気持のくみ取れる優しさも持つ、若者たちが増えてほしいと願います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 17:43Comments(0)偉人

2013年03月11日

丸2年、時の過ぎるのは早い。しかし、聞えるのは復興の遅れ

丸2年、時の過ぎるのは早い。しかし、聞えるのは復興の遅れ

おはようございます。今朝、ウォーキングをしながら、外で自由に歩けることが、幸せだなと思います。

昨日は、テレビでは2年後の現地の取材が続いていました。復興ソング「花は咲く」が流れると、震災直後の被災地支援活動を思い出します。4月4~8日まで、東北に出向き被災地を回ったことが、昨日のことのように、思い出されます。

2月5日に、熊本県内の4大学による「減災型社会のリーダー養成プログラム」の発会記念シンポジウムがあり、小中学生への、防災と避難の教育の重要性が、強く語られました。3月7日の議会の一般質問で、そのことを紹介しました。

防災知識を知るだけでなく、実際に避難の訓練を繰り返し、繰り返し、子どもたちに教えこむことで、保護者は「子どもたちは、必ず自分たちで逃げる。親は自分ことと、家のことを考えれば良い」と言う考えで、津波の非難時間は短い中で、迷うことがない。

大川小学校の70人の犠牲者は、ハザードマップで避難所になっていた。判断を誤ったのだろうと、政府の復興会議の議長の五百旗頭真氏が、分析していた。

日本は、地震がどこて起きてもおかしくない。幼児期から、防災について、繰り返し、繰り返し、教育の中で教えこむことが、犠牲者を減らす最重要の方法と、減災型社会づくりのシンポジウムで、理解できました。

本日は、14時45分に、東日本大震災を思い出し、犠牲者に祈りをすると共に、日本国民全員が日本の復興に力を合わせて行くことを誓いたいと思います。


>死者約1万6千人に上った戦後最悪の自然災害だが、いまだに約2700人の行方が分からず、捜索活動が続く。がれきの処理が半分終わり明るい兆しは見えるものの、東京電力福島第1原発事故による影響も続き、31万人以上が避難生活を余儀なくされている。(中略)

http://sankei.jp.msn.com/smp/affairs/news/130311/dst13031100180002-s.htm  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:17Comments(0)東日本大震災