2014年01月14日

【今日の訓示】「進歩の源泉」「人間の五悪」、他。

【今日の訓示】「進歩の源泉」「人間の五悪」、他。

昨日の寒さとは違って、少しやわたいだ気がします。しかし、北国が寒波が厳しいようで、特に北海道は-20℃以下のところあると、ラジオが知らせていました。冬本番は、これからですね。

さて、風呂が溜まる間のいつも読書は、年初から読む安岡正篤先哲の訓示録『安岡正篤一日一言』ですが、3月2日の訓示は、人間の感受性について書かれています。

(以下、転載)

進歩の源泉

人間の進歩というものは、偉大なる発明発見でも悟りでも、すべてがインスピレーションとか感動から始まる。ただし感動するためには、我々の心の中に感受性がなければならない。感受性というものは、自分が充実しなければ出てこない。放心したり、自分が自分を忘れていたら、これはあるわけがない。
(以上、『安岡正篤一日一言』より)

今朝の散歩ですが、日々歩く同じ道でもいろいろ気づくことがあります。寒暖の差もそうですが、空の状況、今朝は星は輝きの強いものしか見えませんが、逆に街灯の状態に目が行きます。これは長持ちしない、これは電球を替えたばかりとか、天候により待ちの風景も変わってくる。不思議な気がします。

今日は、安岡正篤語録の日本の女性気質についての訓示があった。これは江戸期の武家社会の訓示ではあるが、これを読まれると、女性から厳しい批判を受けそうですが、社会の状況を見て、この訓示を逆に利用して男性社会をコントロールして欲しいと願います。

(以下、抜粋)

女人五悪

女人に五悪というものがある。

第一、「平素人と争競せず」。武家社会で婦人に社交を戒めたことは深い意味がある。とかく無教養な婦人ほど社交に出ると他人と比較競争したがるからだ。人との争い競わぬというのは男女を問わず大切な徳である。

第二、「苦難中怨言(えんげん)無し」。苦しみ悩みの中にあって怨み言を言わない。

第三、「飲食を節す」。これは美徳だ。

第四、「事を聞いて驚喜せず」。激情を露わにせずに、しっとり落ち着いているのがよい。

第五、「よく尊敬す」。何事によらず尊敬することを知るというのは貴い徳だ。
(以上、『安岡正篤一日一言』より)

これは、女人の訓示ではあるが、男性も忘れてならない生き方を表しています。
何かにつけいざこざの多い人。
自分の境遇を、周りのせいにする人。
暴飲暴食がひどく、よく体調を壊す人。
様々な出来事に、一喜一憂する人。
相手のことを思いやれない人。
・・・・

今日は、手抜きの書き込みですが、私には大きな訓示になりした。やはり、安岡正篤語録は、一年に一度は手にしなければならない、私の必読書です。「進歩の源泉」を忘れず、女人を人間に読み替え「人間の五悪」を今日の言葉として生活したいと思います。

今朝は、早朝から地域回り、早々に朝の支度を終えて、出かけたいと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:49Comments(0)安岡正篤語録