2014年04月26日
「思・念・欲・念・語・笑・悠・楽・喜・怒」多ければ誤る?
「思・念・欲・念・語・笑・悠・楽・喜・怒」多ければ誤る?
朝ウォーキング、朝が早くなったら、朝の挨拶が増えた。ウォーキングもにぎやかになって来ました。
さて朝読書ですが、今朝は意外な喜怒哀楽の多さが、自分の成長を妨げるとある。さてそれは、下記のものです
【十多の説---道教】(安岡正篤)
道教の方に十多の説がある。
一、思多ければ神(こころ)怠る
二、念多ければ志散る。
三、欲多ければ智損ず。
四、事多ければ形疲る。
五、語多ければ気傷(やぶ)る。
べらべらしゃべるのは気が散るものであることは誰もよく気がつく。
六、笑多ければ臓損ず。
これは一寸意外に思う人が多いであろう。
笑うことは気持が好いから内臓の為に良いと思えるが、
此処はくだらぬことにへたへた笑う意味であるから、
締め括りがない。
臓は含蓄力であるから、ひきしまらぬのは悪い。
七、愁多ければ心懾(おそ)る。
八、楽多ければ意溢る。
九、喜多ければ志昏し。
十、怒多ければ百脈定まらず。
九など一寸誰も気がつかぬことで、なかなかきびしい。
玩味するとなかなか味がある。
(以上、書籍『安岡正篤一日一語』(致知出版社)より)
>思・念・欲・念・語・笑・悠・楽・喜・怒
十の喜怒哀楽の過ぎたるは、人生を誤る説にへんに納得した。
なかなか、先人の知恵をいただける言葉ではないでしょうか。
過ぎたるは及ばざるがごとし。日々、自分は十の説で、どこが過ぎているか?
昨日、駐車場の整理中に、長い公演時間から、自分の時間に合わせて遅くに会場に着かれた団体があった。
「駐車場は満杯です。すみませんが、別の市駐車場へ移動ください」とお願いすると、「主催者へ連絡した。停めれると聞いたから、どうにか停めさせてくれ」と語気強く要求されたが、「この状況を見てください。申しわけないですが、他の出演者も移動していただいていますので、お願いします」と言うと、「荷物があるから、停めさせてくれ」と言われるので、「荷物運びは手伝いますので、降ろされたら車だけは別の駐車場へ移動お願いします」と。運転手は納得されたが同乗者の一人が、しつこく駐車要求が続き、流石に私も「じゃ、勝手に止めてください」と言って要求場所の障害物をどかしに行くと、いつの間にか会場へ入って消えた。
反省会で、事の内容を説明すると、「アッ、◯◯のグループ、初めてだけんね。でも出演後、大満足だったと言っていた」と説明があった。私は、始めから気持ち良くするような態度なら、その言葉を聞いて気分が良いが、駐車場騒動の様子から少々後味の悪い印象残った。
欲・語・悠・楽・怒
上記の5つが過ぎたグループだったと思います。皆さんの協力で成り立つ、様々な催しなので、少し控えめに5つの要望をしていただけると、すべてが心地よく治まったのにと思いました。相手への厳しい対応は、回り回って必ず自分へ返って来る諺があります。今日は、「十の説」を念頭に置き、過ごしたいと思います。
午前は、建築の打ち合わせ、7月の九州の龍馬会の集いで講師をお願いしている方と打ち合わせ、午後は、企業インターンシップに参加した大学生の発表会に参加予定です。「十の説」から物事を見ると違った気づきがあるのかもしれません。
朝ウォーキング、朝が早くなったら、朝の挨拶が増えた。ウォーキングもにぎやかになって来ました。
さて朝読書ですが、今朝は意外な喜怒哀楽の多さが、自分の成長を妨げるとある。さてそれは、下記のものです
【十多の説---道教】(安岡正篤)
道教の方に十多の説がある。
一、思多ければ神(こころ)怠る
二、念多ければ志散る。
三、欲多ければ智損ず。
四、事多ければ形疲る。
五、語多ければ気傷(やぶ)る。
べらべらしゃべるのは気が散るものであることは誰もよく気がつく。
六、笑多ければ臓損ず。
これは一寸意外に思う人が多いであろう。
笑うことは気持が好いから内臓の為に良いと思えるが、
此処はくだらぬことにへたへた笑う意味であるから、
締め括りがない。
臓は含蓄力であるから、ひきしまらぬのは悪い。
七、愁多ければ心懾(おそ)る。
八、楽多ければ意溢る。
九、喜多ければ志昏し。
十、怒多ければ百脈定まらず。
九など一寸誰も気がつかぬことで、なかなかきびしい。
玩味するとなかなか味がある。
(以上、書籍『安岡正篤一日一語』(致知出版社)より)
>思・念・欲・念・語・笑・悠・楽・喜・怒
十の喜怒哀楽の過ぎたるは、人生を誤る説にへんに納得した。
なかなか、先人の知恵をいただける言葉ではないでしょうか。
過ぎたるは及ばざるがごとし。日々、自分は十の説で、どこが過ぎているか?
昨日、駐車場の整理中に、長い公演時間から、自分の時間に合わせて遅くに会場に着かれた団体があった。
「駐車場は満杯です。すみませんが、別の市駐車場へ移動ください」とお願いすると、「主催者へ連絡した。停めれると聞いたから、どうにか停めさせてくれ」と語気強く要求されたが、「この状況を見てください。申しわけないですが、他の出演者も移動していただいていますので、お願いします」と言うと、「荷物があるから、停めさせてくれ」と言われるので、「荷物運びは手伝いますので、降ろされたら車だけは別の駐車場へ移動お願いします」と。運転手は納得されたが同乗者の一人が、しつこく駐車要求が続き、流石に私も「じゃ、勝手に止めてください」と言って要求場所の障害物をどかしに行くと、いつの間にか会場へ入って消えた。
反省会で、事の内容を説明すると、「アッ、◯◯のグループ、初めてだけんね。でも出演後、大満足だったと言っていた」と説明があった。私は、始めから気持ち良くするような態度なら、その言葉を聞いて気分が良いが、駐車場騒動の様子から少々後味の悪い印象残った。
欲・語・悠・楽・怒
上記の5つが過ぎたグループだったと思います。皆さんの協力で成り立つ、様々な催しなので、少し控えめに5つの要望をしていただけると、すべてが心地よく治まったのにと思いました。相手への厳しい対応は、回り回って必ず自分へ返って来る諺があります。今日は、「十の説」を念頭に置き、過ごしたいと思います。
午前は、建築の打ち合わせ、7月の九州の龍馬会の集いで講師をお願いしている方と打ち合わせ、午後は、企業インターンシップに参加した大学生の発表会に参加予定です。「十の説」から物事を見ると違った気づきがあるのかもしれません。