2010年12月03日

指導者-これぞ「人の上に立つ人」

指導者-これぞ「人の上に立つ人」

 リーダーとは、現在の内閣を筆頭に指導者の貧弱者が目立つ日本の現状ですが、では真の指導者とはどんな人でしょうか? 安岡正篤先生の著書に次に一節がありました。

(転載)
 真の指導者は必ず謙虚、私が無く、自己の利害・欲望によって汚されない良心から起つべきものである。社会の善のため、人類の幸福と進歩のために指導し、私心を満ためにするのではない。賢明な指導者は何よりもまず自分自身の指導者、模範となるよう心がけるべきだ。
 (「安岡正篤『こころ』に書き写す言葉」)

 やはり、何時の時代もリーダーはビジョンを持つ無私の精神の人物なのかもしれません。私心無きことこそ、勇気の源のように感じます。


同じカテゴリー(安岡正篤語録)の記事画像
古い友人を持つ者が本物、新しい友人を漁猟(あさ)る者は偽物。〜安岡正篤(昭和の東洋哲学者)〜
同じカテゴリー(安岡正篤語録)の記事
 「イマダモッケイ(木鶏)ニオヨバズ」〜双葉山(昭和の大横綱)〜 (2024-08-07 05:49)
 真の自分になること、自分の信念・学問・信仰に徹する。〜古賀穀堂〜 (2024-07-10 05:19)
 <目覚めの学び>知識の学問→知恵の学問→徳惠の学問〜安岡正篤〜 (2024-06-24 04:27)
 <死中有活・忙中有楽>『六中観』〜安岡正篤〜 (2023-03-26 06:58)
 <安岡正篤語録>人間の質「五悪」「五善」とは?。この人間分析は、人の本質は長く付き合わないと分からない。 (2021-05-26 06:46)
 <感情と内臓との関係>多想心労、多怒肝労、多思脾労、多悲肺労、多憂腎労。〜賢(じん)を養う〜 (2021-05-01 09:33)

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:37│Comments(0)安岡正篤語録
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。