2012年07月16日

素心規(素直な心を忘れない生き方)~今日訓示~

素心規(素直な心を忘れない生き方)~今日訓示~

「素心」
利害や意見や年齢や地位身分など、そういう様々な世間の着色に染まぬ生地のままの純真な心

「素心規」~生き方の指針~

一、禍か福か、福か禍か、人間の私心でわかるものではない。長い目で見て、正義を守り、陰徳を積もう。

二、困窮に処するほど快活にしよう。窮すれば通ずる、又通ぜしめるのが、自然と人生の真理であり教えである。

三、乱世ほど余裕が大切である。余裕は心を養うより生ずる、風雅も却ってこの処に存する。

四、世俗の交は心を傷めることが少ない。良き師友を得て、素心の交を心がけよう。

五、世事に忙しい間にも、寸暇を偸んで、書を読み道を学び、心胸を開拓しよう。

六、祖国と同胞の為に相共に感激を以って微力を尽そう。

(安岡正篤著「一日一言」より)

先人の言葉を、大事に日々、反省を忘れずに生きなければと思う。

仕事は、与えられるもの、良き機会と思い、周りを最良の方向へ向かわせるような、言動に務めたいと思う。

言葉こそ、人も自分も動かす原点のように思います。不知火龍馬会の綱領になりました。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 22:52│Comments(0)安岡正篤語録
 
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