2012年05月23日

<自分を伸ばす> もっと汗をかこう

<自分を伸ばす> もっと汗をかこう

日常は車での移動なので、本は読めないのですが、列車の旅は本三昧にしたいと思います。

今朝からパラパラ開く本『こけたらたちなはれ』(後藤清一著)の一節を読み、なるほどと思いました。

~以下、転載~

仕事や経営というものは、バタバタとやるものではないにせよ、汗を省略するような仕事や経営は、どこかに手抜きがあると見なければなるまい。

仕事に全力投球をする。そして、汗をかく。ひと仕事終わったら、「よかったこと」を心にきざもう。「まずかった」ことを改めよう――私は、いつもそう反省してきた。

私が、汗をかく仕事、汗をかく経営を賞揚するのは、全力投球の汗、仕事の汗は、即あなたの血肉なるからだ。

人生は継続しているのだ。人は、断面だけを見ているようで、「継続」での価値を問われる。過去・現在・未来 ――現在の繁栄は、過去の信用の蓄積に基づくのだ。
「あの人は、過去にどんな仕事をしてきたか」
「とうゆう生き方をしてきたか」
人々は、それを問題にする。過ぎたことは過ぎたこと、いまの私を見てくれりゃいい。どっこい、そうは問屋が卸さない。これが現実というものだ。だからこそ、一日一日が大切なのだ。

あなたの社交術、販売テクニック、知識や知恵までも、この信用のうえに立ってはじめて生きてくるのだ。一期一会の教えは、ダデではない。

「今日はもうやめておこう。明日やったらいいてはないか」

こんな姿勢なら汗はかかずにすむ。そのかわり、今日を「黄金の過去」 として明日に引き継ぐこと、すなわち信用も身につくまい。(中略)

この文章を、心で繰り返し読みたいと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 11:47Comments(0)故事、名言、訓示、スピーチ