2012年05月27日

〈巣立ち〉トキ、コウノトリ、アホウドリ、日本の空を舞う

〈巣立ち〉トキ、コウノトリ、アホウドリ、日本の空を舞う

■小笠原のアホウドリ14羽巣立ち
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2027998&media_id=4

>環境省は25日、保護事業のため2月に伊豆諸島鳥島(東京都)から小笠原群島聟島(同)に移送した絶滅危惧種のアホウドリのひな14羽が巣立ったと発表した。今月15日から25日の間に巣立ったという。 (以上、転載)


今週、市議会の委員会で、健康づくりにポイント制度を導入する、新しい試みをしている兵庫県豊岡市を訪れた。地域通貨と組み合わせた仕組みに、とても興味深い研修になった。

加えて関心を持ったのが、環境に配慮したまちづくりは、絶滅危惧種の「コオノトリ」の復活の過程で、地域が自然環境保全に配慮したまちづくりを目指したと思います。コオノトリは、今年は、9羽が巣立ったと、豊岡市の方から報告を聞いた。

上記のmixiニュースも嬉しいことだが、今朝の朝刊に、絶滅危惧種「トキ」のひな、巣立ちとあった。かつて、学名ニッポリア・ニッポンの名前を持つトキは、日本中の空を舞っていた。ヨーロッパでは、子宝の思いを伝える言い伝えを持つコオノトリ、海上を大きな羽を広げるアホウドリも限りなく数を減らしている。日本の地道な保護と育成の取り組みが、少しづつ成果を見せ始めていると思います。

私たちのこどもの頃は、豊かな自然は当たり前にあった。しかし、高度成長経済の中で、無制限の自然破壊が、人間以外の種族を駆逐して行った。やっと、自然は人間が手を加え、保全活動をしないと、再生されないこなとを気付き、かつての自然環境に近づける努力から、トキ、コオノトリ、アホウドリの復活を実現させたと思います。

3種の他にも、貴重な動植物が絶滅の危機にあります。今回の3鳥の復活を機に、自然再生の機運が盛り上がることを期待します。   


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:51Comments(0)新潮流、論文