2009年02月11日
「礼」と「和」のバランスが人間関係の出発点
「礼」と「和」のバランスが人間関係の出発点
守屋洋著「将たる器の研究」に、次の一節がありました。
(本文転載)
「応対」とは、人と相対して話のやりとりをすること。「辞令」とは、言葉遣いと言った意味。(中略)
「応対辞令」というのは、社会人としての経験を重ねることによって、おのずからある程度のことは見についていく。しかし近ごろの風潮を見ていると、必ずしもそうとばかりは言っておれないような気がする。(中略)
論語から学ぶと、「礼」の基本は次の三つのことだという。
一、姿勢や態度を正しくする
ニ、変な顔つきをしない
三、言葉遣いをきちんとする
つまりモラルだけでなく、美意識の問題でもあるようです。
また、「礼」を行うには、「和」の心がないといけないと、孔子は教示しています。
「和」と「礼」の両方を大事にすることが、「応対辞令」の出発点のようです。
言葉使いが優しく、丁寧だと、受ける側も心休まる気分を持ち、その人が初対面だったら好印象を残すことになります。出会いは、「一期一会」の真剣勝負と、龍馬、武蔵が語っているように、謙虚に相手をことを思いつつも、自分の考えをしっかり伝えることも、また重要なことと思います。
3つの礼の基本を忘れずに、明日も一日過ごしてみたいと思います。
*参考資料:守屋洋著「将たる器の研究」
守屋洋著「将たる器の研究」に、次の一節がありました。
(本文転載)
「応対」とは、人と相対して話のやりとりをすること。「辞令」とは、言葉遣いと言った意味。(中略)
「応対辞令」というのは、社会人としての経験を重ねることによって、おのずからある程度のことは見についていく。しかし近ごろの風潮を見ていると、必ずしもそうとばかりは言っておれないような気がする。(中略)
論語から学ぶと、「礼」の基本は次の三つのことだという。
一、姿勢や態度を正しくする
ニ、変な顔つきをしない
三、言葉遣いをきちんとする
つまりモラルだけでなく、美意識の問題でもあるようです。
また、「礼」を行うには、「和」の心がないといけないと、孔子は教示しています。
「和」と「礼」の両方を大事にすることが、「応対辞令」の出発点のようです。
言葉使いが優しく、丁寧だと、受ける側も心休まる気分を持ち、その人が初対面だったら好印象を残すことになります。出会いは、「一期一会」の真剣勝負と、龍馬、武蔵が語っているように、謙虚に相手をことを思いつつも、自分の考えをしっかり伝えることも、また重要なことと思います。
3つの礼の基本を忘れずに、明日も一日過ごしてみたいと思います。
*参考資料:守屋洋著「将たる器の研究」
<浩然の気>人の上に立ってこそ、自らの力量(徳)を理解する。〜『大学』より〜
<和光同塵>しぶとく生きる雑草の精神、どんな乱世でも生き抜いていく。〜『老子』〜
<仁とは、恭•寛•信•敏•惠なり>子張仁を孔子に問う。孔子曰く、能く五つの者を天下に行うを仁と為す。〜論語〜
<見習う教師、反面教師>どんな人からでも学ぶことができる。
<社会というより世間>身体髪膚、之を父母に受く。敢えて毀傷(きしょう)せざるは、孝の初めなり。〜孝経〜
自らの生きる芯(誠)を、磨き鍛え、前進せねばと思う。〜孔子の最後の訓示から〜
<和光同塵>しぶとく生きる雑草の精神、どんな乱世でも生き抜いていく。〜『老子』〜
<仁とは、恭•寛•信•敏•惠なり>子張仁を孔子に問う。孔子曰く、能く五つの者を天下に行うを仁と為す。〜論語〜
<見習う教師、反面教師>どんな人からでも学ぶことができる。
<社会というより世間>身体髪膚、之を父母に受く。敢えて毀傷(きしょう)せざるは、孝の初めなり。〜孝経〜
自らの生きる芯(誠)を、磨き鍛え、前進せねばと思う。〜孔子の最後の訓示から〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 00:02│Comments(0)
│孔子の教え