2012年03月01日
揺らぎながら生きていくというのも風流(玄侑宗久氏)
揺らぎながら生きていくというのも風流(玄侑宗久氏)
第16回菜の花忌シンポジウム、これは故司馬遼太郎を顕彰する団体が主催している。今年のテーマは『3・11後の「この国のかたち」』 が、2月18日に日比谷公会堂で開催された。
震災後の日本の変化、状況、経済、政治、もろもろ、これまで伏されていた事実が、どんどん表に出てきた。昨日、福島第一原発事故の検証を、民間グループが調べ公表した。電力を取り巻く、研究、技術、発電所、立地自治体、地方議会、国会、政府が、如何に事故発生の可能性を考えていなかったか。危機管理の欠如に、他ならないと思う。
菜の花忌シンポジウムで、僧侶で作家の玄侑宗久氏が、〆の言葉で語っていた。
(以下、転載)
毎日のように新しい事実が分かり、昨日思っていたことが今日は通用しない。揺らぎ続ける日々でした。そう考えるとマニフェスト(政権公約)というのは一体何だったのだろう、と。現実を目の当たりにすれば、ずっと使える主義主張などあるわけはない。揺らぎながら生きていくというのも風流だな、と思うようになりました。(以上、「産経新聞」東京版)
人が生きるには、指針となる理念(志、こだわり) を持ち、生きなければなりません。しかし、社会変化、自然災害、社会変化(大恐慌、等)に、臨機応変に対処しなければなりません。戦後の価値と平成の価値は、大きく変わりました。社会変化は、情報革命と国家の境界の低さから、その変化は日進月歩起こっています。
玄侑宗久氏の意見も納得できる現象が、日々起こっている。民主党が政権を取った2年前と、震災後の日本・世界は、大きく変わりました。マニフェストに拘り続けると、世界の変化から取り残されるのかもしれません。「政治は、現場で起きている」 、机上の議論だけに拘り続けない、現場調査に裏打ちされた政策を実行して欲しいと願います。
第16回菜の花忌シンポジウム、これは故司馬遼太郎を顕彰する団体が主催している。今年のテーマは『3・11後の「この国のかたち」』 が、2月18日に日比谷公会堂で開催された。
震災後の日本の変化、状況、経済、政治、もろもろ、これまで伏されていた事実が、どんどん表に出てきた。昨日、福島第一原発事故の検証を、民間グループが調べ公表した。電力を取り巻く、研究、技術、発電所、立地自治体、地方議会、国会、政府が、如何に事故発生の可能性を考えていなかったか。危機管理の欠如に、他ならないと思う。
菜の花忌シンポジウムで、僧侶で作家の玄侑宗久氏が、〆の言葉で語っていた。
(以下、転載)
毎日のように新しい事実が分かり、昨日思っていたことが今日は通用しない。揺らぎ続ける日々でした。そう考えるとマニフェスト(政権公約)というのは一体何だったのだろう、と。現実を目の当たりにすれば、ずっと使える主義主張などあるわけはない。揺らぎながら生きていくというのも風流だな、と思うようになりました。(以上、「産経新聞」東京版)
人が生きるには、指針となる理念(志、こだわり) を持ち、生きなければなりません。しかし、社会変化、自然災害、社会変化(大恐慌、等)に、臨機応変に対処しなければなりません。戦後の価値と平成の価値は、大きく変わりました。社会変化は、情報革命と国家の境界の低さから、その変化は日進月歩起こっています。
玄侑宗久氏の意見も納得できる現象が、日々起こっている。民主党が政権を取った2年前と、震災後の日本・世界は、大きく変わりました。マニフェストに拘り続けると、世界の変化から取り残されるのかもしれません。「政治は、現場で起きている」 、机上の議論だけに拘り続けない、現場調査に裏打ちされた政策を実行して欲しいと願います。
2012年03月01日
「調査なくして、発言権なし」事業も政治も、現場を知ることから
「調査なくして、発言権なし」事業も政治も、現場を知ることから
東京に来て、部屋探しですが、なかなか予算と物件を一致させるのは、数が多いので大変です。なんでも情報収集が、一番大変かもしれません。
不動産屋さんに探してもらっている間に読んでいる本に、中国の宋代の名言が目に止まった。
「事ニ臨ムニ三ツノ難キアリ、能ク見ル、一ナリ。見テ能ク行ナウ、二ナリ。マサニ行ナウべクンバ必ズ果決ス、三ナリ」
この意味は、仕事や事業をするにあたっては、三つのポイントがある。その三つとは、
一つ、調査
二つ、決断
三つ、遂行
解説を聞けば、当りまえのことですが、なかなか多忙を理由に、安易に人の参考意見に、流されているのが現実ではないでしょうか。
毛沢東は、調査の重要性に着目し、「調査なくして、発言権なし」と語っていたそうだ。調査しっかりしていない、自分で確認を怠っていれば、発言が出まかせになるばかりか、肝心の判断もいい加減にならざるおえない。確かな判断は、十分な調査があって初めて成り立つ。
3月議会で、高齢者介護サービスについて質問しますが、今回の質問のために、宇土市内に在る高齢者介護サービス事業所を全て回る事を決めて、2月初めから回りました。16事業所を回り、老人保健施設、グループホーム、小規模多機能居宅介護事業所、デイサービス、デイケア、訪問介護事業所、有利老人ホーム、等々、いろいろあります。利用者が、どれを選ぶか迷ってしまいます。
とにかく、質問の直前まで、施設・事業所回りをしたいと考えています。また、今年は、福祉をテーマに市の介護事業を、現場調査を重視して、事業を検証して行きます。いろいろ、ご意見のある方は、ぜひ一報いただければ幸いです。
東京に来て、部屋探しですが、なかなか予算と物件を一致させるのは、数が多いので大変です。なんでも情報収集が、一番大変かもしれません。
不動産屋さんに探してもらっている間に読んでいる本に、中国の宋代の名言が目に止まった。
「事ニ臨ムニ三ツノ難キアリ、能ク見ル、一ナリ。見テ能ク行ナウ、二ナリ。マサニ行ナウべクンバ必ズ果決ス、三ナリ」
この意味は、仕事や事業をするにあたっては、三つのポイントがある。その三つとは、
一つ、調査
二つ、決断
三つ、遂行
解説を聞けば、当りまえのことですが、なかなか多忙を理由に、安易に人の参考意見に、流されているのが現実ではないでしょうか。
毛沢東は、調査の重要性に着目し、「調査なくして、発言権なし」と語っていたそうだ。調査しっかりしていない、自分で確認を怠っていれば、発言が出まかせになるばかりか、肝心の判断もいい加減にならざるおえない。確かな判断は、十分な調査があって初めて成り立つ。
3月議会で、高齢者介護サービスについて質問しますが、今回の質問のために、宇土市内に在る高齢者介護サービス事業所を全て回る事を決めて、2月初めから回りました。16事業所を回り、老人保健施設、グループホーム、小規模多機能居宅介護事業所、デイサービス、デイケア、訪問介護事業所、有利老人ホーム、等々、いろいろあります。利用者が、どれを選ぶか迷ってしまいます。
とにかく、質問の直前まで、施設・事業所回りをしたいと考えています。また、今年は、福祉をテーマに市の介護事業を、現場調査を重視して、事業を検証して行きます。いろいろ、ご意見のある方は、ぜひ一報いただければ幸いです。