2007年09月06日

時には冷静に、時には情熱的に

時には冷静に、時には情熱的に


 慌しいさなかにあっても、冷静にあたりを見回すだけの余裕があれば、ずいぶんと心のいらいらを解消することができる。
 暇でひっそりとしているときも、情熱を燃やして事にあたれば、またそこに捨てがたい魅力を見出すことができる。


(解説)
 心がいらいらするのは、実態が把握しきれていないことが原因の一つである。だから、冷静に実態を見極めれば、それなりの対策を講じることができて、心の不安を解消することができるかもしれない。ただし、ここぞという時は、情熱を燃やしてチャレンジする積極性がほしい。


(感想)
 西郷南州遺訓の副題は、「無事は有事の如く、有事は無事の如く」とありました。これは、長州の志士、久坂玄瑞が「禁門の変」の時、陣中でで静かに本を読みながら部下に語った言葉と言われています。西郷隆盛は、その度胸の良さと、零細さ、勇猛果敢な気質を評して「久坂先生は、お地蔵さんのようだ」と語ったと言います。
 多忙な仲に、冷静さを持ち、静(閑)ずかな仲でも志を絶やさず持ち続け、行動起すときは疾風の如く動くことが重要と思います。  「忙中に閑あり」の心を忘れないようのしたいものです。


*参考資料:「新釈 菜根譚」守屋洋著、
        「西郷南州遺訓」
         
  


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2007年09月06日

まず実行して、言葉はその後

まず実行して、言葉はその後

為政第二の一節

・子貢、君子(孔子先生)を問う

「子曰わく、先ず行う、其の言(ことば)はしかる後にこれにしたがう」

(解説)
 子貢氏が、先生にたずねれられた。

 孔子先生が答えられた。「先ず実行して、言葉はその後だ」


(感想)
 日々暮らす中で、事が起ると騒ぐ人、目立つ人がいますが、当日よりもそこの至るまでの準備が重要と思います。8割準備できたら、当日の多忙2割の役は、したい人にさせて、一参加者として、事の検証したほうが効果(成果、反省)が見えるのかも知れまん。

  


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2007年09月06日

天の意志をもはね返す志を持て

天の意志をもはね返す志を持て(菜根譚)


天が冷遇して幸福をさずけてくれなければ、わが徳をみがいて幸福をかちとるがよい。

天が苦役を課して肉体を苦しめてくるなら、わが心を楽にして苦痛をいやすがよい。

てんが苦境に突き落として行く手をはばむなら、わが道を守って初志を貫徹するがよい。

これなら、天といえども、どうすることもできない。


(守屋洋先生 注釈)
 もともと天の意志に逆らえないのだが、はね返す策がないでもない。それは他でもない、ガードを固めて付け入る隙間を与えないことだという。


(感想)
 良心に従い、学問をつづけることが大事なのかと思います。苦境に立っても笑顔で頑張っている人を見ると、こちらが励まされてしまします。「おい、がんばって」と応援していながら、こちらが元気をもらう方は、自分と真正面から対峙して、自分を苦境から脱しようと頑張っていると感じます。
 古人の言葉から、苦境にあるときは、学問を深め、スキを見せない心構えが大事なようです。

*参考資料:守屋洋著「新釈 菜根譚」より  


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2007年09月06日

公私領域の活動せぬものを無益な人間と見なす

公私領域の活動せぬものを無益な人間と見なす(ペリクレス語録)


「ただわれらのみは、公私領域の活動に関与せぬものを閑を楽しむとは言わず、ただ無益な人間と見なす」


【ペリクレスの弔辞 B.C.431】(抜粋)、ギリシャ

 われらの政体は、他国の制度を追従するものでもない。ひとの理想を追うのではなく、ひとをしてわが範を習わしめるものである。その名は、少数者の独占を排し多数者の公平を守ること旨として、民主政治と呼ばれる。わが国においては、個人間に紛争が生ずれば、法律の定めによって全ての人に平等な発言が認められる。
 だが一個人が才能の秀でていることがわかれば、無差別なる平等の理を排し世人の認めるその人の才能に応じて、公けの高い地位を授けられる。また例え貧窮に身を起そうとも、ポリスに益をなす力を持つならば、貧しさゆえに道を閉ざされることはない。(中略)

 われらは、素朴なる美を愛し、柔弱に堕することなき知を愛する。我々は、富を行動の礎とするが、いたずらに富を誇らない。また身の貧しさを認めることを恥としないが、貧困を克服する努力を怠ることを深く恥じる。そして己れの家計同様に国の計にもよく心を用い、己の生業に熟練をはげむかたわら、国(地域)の進むべき道に充分な判断をもつように心得る。
 ただわれらのみは、公私領域の活動に関与せぬものを閑を楽しむとは言わず、ただ無益な人間と見なす。(中略)


「感想」
 2400年以上前のギリシャの市民意識も、現代の同じものがあると思います。無関心こそ最大の罪であると・・。
 陽明学の天人合一の哲学は、私心を忘れ公に視点で、物事を考え行動する大切さを、紀元前から東西を問わず、大切にしてきたことと思います。果たして、現代の民主主義はその理念を学んでいるのでしょうか?
 私の母校の校歌に「・・自然の啓示、神の声、青春の夢多きかな・・」とありますが、若者たちの夢が世界に役に立つことを目指すことであることと願うばかりです。

  


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2007年09月06日

人生における最大の病気は、傲慢であること。(王陽明)

人生ノ大病ハタダコレ一ノ傲ノ字ナリ (王陽明語録より)


(本文)
「人生ノ大病ハタダコレ一ノ傲(ごう)ノ字ナリ。謙ハ衆善ノ基ニシテ、傲ハ衆悪ノ魁ナリ。」

(意訳)
人生における最大の病気は、傲の一字、すなわち傲慢であることだ。謙虚はあらゆる善のもとであり、傲慢はもろもろの悪の始まりである。

(注釈)
 まず、おれは偉いのだという意識と顔付きで、時流に乗って居る時は良いのですが、落ち目になってきた時は、不満が噴出してきて足を引っ張りに来ることも多々有ります。
 また、狭い世界で生きていると、小山の大将になり、視野が狭くなり成長を止めてしまうことになることが多々あり、逆効果になりがちです。

 人と接する時は、謙虚で有ることが大事ですし、私が先輩から指導されたことは、上の地位になるほど、謙虚と謙譲の心を持つことが大切することが大事である。
 故事にも、「驕れるもは久しからず」とあります。まず、自分の言動を検証し、足りないところは直し、日々言動に最善を尽くすことが大事と学んだ言葉でした。

  


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2007年09月05日

志立つたざれば、舵なきの船、轡(くつわ)のない馬の如し。

志立つたざれば、舵なきの船、轡(くつわ)のない馬の如し。


(全文)
「志立タザレバ、舵ナキノ船、轡(くつわ)ノナイ馬ノ如シ。漂蕩奔逸(ひょうとうほんいつ)シテ、終ニマタ何ノ底ル所ゾヤ。」

(意訳)
志をしっかりと立ててかからないとのは、゛舵のない船、轡のない馬゛のようなもので、どこに流されて行くかわからない。


 現代の厳しい世の中では、望み通りに志をとげることはむずかしのですが、躓いたり、回り道をしたりと常に軌道修正をしながら進むことになります。
 仮に逆境に陥り、気が滅入る状況にも、志をしっかり持っていれば、試行錯誤の工夫し、どうにか目標に達しようと努力をします。志とは、「道標」のようなものに考えています。企業経営や人生設計にもつながるものと思います。
 志が高ければ、苦労の多くつきまといます。志を念頭に日々の暮らしで実践して行くことが大事と思います。

王陽明の、志を持つ大切さを説いた一説です。



  


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2007年09月05日

若さとは、再起する意志の強さ

若さとは、再起する意志の強さ

 ジョン・F・ケネディの弟、ロバート・ケネディをご存知でしょうか。兄弟共に、凶弾に倒れるたのですが、二人の言葉に励まされた人々が、今でもたくさん居ます。私もその一人です。

 弟のロバート・ケネディは、ジョン・F・ケネディ大統領の下で、司法長官を務め、冷戦中に起きた゛キューバ危機゛打開の糸口を作った人とも言われ、正義感の強い人だった思います。

 そのロバート・ケネディが、兄の後を継ぎアメリカ大統領選挙に挑戦するのですが、その選挙キャンペーン中に、ボランティアが休憩しているところに来ては、よく言った言葉を紹介します。


(本文引用)
「失敗するのはかまわない。問題はその後だ。若さのある人間は必ずその失敗をはじき返し、カム・バックすることができる」と。

 彼の言う若さとは、年齢的な若さではない。20歳の人間でも人生の峠を越えてしまった人間が多い。この点をくどいほど強調した。

「若さとは人生における一定の期間ではなく、心の状態である。それは意志の強さであり、創造力のたくましさであり、勇気であり、快楽よりも冒険を愛する心・・・そして昨日の失敗を今日の惨めさの口実にしない弾力性だ。」

 この若さを持った人間だけが、これらの世界を変えることができると、ロバート・ケネディは信じていた。
 なぜなら゛未来は与えられるものではなく勝ち奪るもの゛であるからだ。(中略)


 人は、心の持ちようで、日々の行動意欲が違うと思います。先日も書いた、日々新たにの心が在り、常に前向きに物事を考えることが大事と思います。

 ここ数日の自分の仕事で、計画通りに行かない時は、違った視点から物事を考えると、意外と道筋を発見できるものです。諦めることではなく、切り拓く努力が大事と思います。ほんとに、日々勉強の「心」の持ちようが、前へ進ませる力と気づかされます。

 今日は、ロバート・ケネディの言葉から、自分自身に向けた言葉ともするために書きました。

 
*参考書籍:落合信彦著「ケネディからの伝言」
  


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2007年09月05日

徳を慕って集まってくる

徳を慕って集まってくる

「子曰わく、政(まつりごと)を為すには徳を以ってすれば、たとえば北辰其の所に居りて、衆星(しゅうせい)之に共(むか)うが如し」


(解説)
孔子先生が説かれた「仁の心から発する恕(おもいやり)の政治を行えば、たとえば北極星が真北に在って動かずに、多くの星がそれに向ってくるように、その」  


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2007年09月05日

学問の修養に志す人とは



(本文)
「子曰わく、君子は食飽くを求むることなく、居安きを求むること無し。事に敏にして言に慎み、有道に就きて正す。学を好むこと謂うべきのみ。」

(解説)
(孔子先生が語れた)「学問の修養に志す人は、飽食を求めない。家で安閑と居ることを求めない。物事に当たってはきびきびとし、言葉を慎み、高徳の人について教を受けて、自分の行を正していくような人こそ、本当に学びを好むということができる」

(感想)
 吾が身を省み、日常の行いを考える言葉としたいと思います。先導者に学ぶ大切さを最近、特に必要と思うようになっています。
 河井継之助の師、山田方谷は、「地域に師が居なければ、全国の師に学び、それでも居ない時には歴史(の人物)に学べ」と、訓示したと言います。先人の知恵を顕彰し、後世へ伝えることに関わりたいと願っています。
  


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2007年09月05日

人を知らないことを憂える

人を知らないことを憂える

「子曰わく、人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり」

(解説)
 孔子先生が語られた「人が自分を知ってくれなくても憂えないが、自分が人を知らないことを憂える」


 これも、良く知られた事ですが、短くも深い意味を考えさせられる言葉と思います。最近、私の周りには、「自分が、自分が・・」の人が目立つように思います。
 先輩に言われたことがあります。
「宣伝で広げる人間評より、ジワーッと伝染するような評判が良い。」
なかなか我慢の生き方ですが、大器晩成ではないですが、人は長く見ないと真価は見えない気がします。人の振り見て吾が振りなおせの謙虚な振る舞いが大切な教えと思います。
  


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2007年09月05日

温故知新

温故知新

「子曰く、故きを温(たず)ねて新しきを知る、以って師となるべし」

(解説)
 (孔子先生が語られた)「古いことを尋ねてそこから新しいことをしる者は、人の指導者となることができる」


 あまりにも聞きなれた事だったのですが、後半の指導者に適しているという一文は知りませんでした。やはり、本文を読み、考えることは大事と思いました。  


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2007年09月04日

国民投票の賛否と、政治無関心の危険性

国民投票の賛否と、政治無関心の危険性

国民投票、早くて4年後=有効投票の過半数で改憲
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=193920&media_id=4

 昨日、国民投票が、思うほどに静かな中で成立しました。国民投票は、何かの国家課題の賛否を、国民全員に問うと響きは良いのですが、東京都心の区長選挙で投票率1/4程度の現状や、政治不信、無関心世代が増える中での成立は、心配な面を感じます。
 市民の政治無関心と、政治の不信を言われて久しいですが、一向に変らず日本は「政治は3流」の汚名をぬぐえない気がします。そんな政治家を選んでいるのは、国民自身ですから文句は言え無いところもあります。

 無関心を知るのに、最近「パブリックコメント」と言う手法で、民意の吸い上げを指導している国は、その低調であることを知りながら、改善策を打とうとはしていません。熊本の地方政策に詳しい教授にうかがったのですが、「パブリックコメントを募集しても、市民から意見はまったく無いか、ある要求団体が集中的に意見を出して来るのが現実で、政府が報道している市民意見を集める意図は実現していない。」と語っていました。形だけの意見を聞きましたのパフォーマンスをして、実は行政主導で様々な計画策定が非公開で計画されています。

 熊本市で、まちづくり基本条例を作るために、公募の市民会議が出来て、約一年間真剣に地域の未来について、議論し策定された提言は、行政の官僚も議会も、修正を要求し、頓挫しています。要は、情報公開の不徹底が原因で、公開された情報を基に市民が、貴重な時間を費やして作ったものは、行政には不十分だった訳では、市民(国民)をバカにした、形ばかりの市民会議(審議会)になっています。

 今回の国民投票条例も、徹底した情報共有の上に、真の決断が出来るのだと思います。第2次大戦直後にイギリスのチャーチル首相は、「民主主義は、良くない部分がたくさんある。多数決で決める論理は、問題を多く抱えたものである」主旨の演説をしています。
 かつてのナチス・ドイツは、オーストリア併合も、ポーランド侵攻も国民投票で決めて、戦火を広げて行きました。情報の隠蔽と政治宣伝に、国民自身が煽動されないで、自ら判断できる情報収集と、権力に意見を言える市民のネットワークの構築が必要と思います。

 チャーチル首相ではないですが、耳に響きの良い「国民投票」と言う制度は、使い方では大きな間違いを起こす危険性があることを理解して、政治家も市民もなるべく使わわずに、話し合いで解決する意識を持つことが大事と思います。
 
 国の借金800兆円、地方の借金200兆円が、若い世代に先送りされているのに、市民が投票にも行かず、学生運動も起らない国民の無関心が、いつか日本を崩壊させる最大の要因と思います。
 国家予算の四割は、次世代へ付回す借金であることに関心を持ち、削減する政策を唱える政治家を当選させる市民が増えることを願っています。

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・今日の知恵の言葉

 「修練の根本」(安岡正篤著「一日一話」より)

 人物学に伴う実践、即ち人物修練の根本的条件は怯えず、臆せず、勇敢に、而(しこう)して、己を空(むな)しうして、あらゆる人生の経験を嘗(な)め尽くすことである。
 人生の辛苦艱難、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰、そういう人生の事実、生活を勇敢に体験することです。
 その体験の中にその信念を生かして行って、初めて吾々に知行合一的に自己人物を練ることができるのであります。

*知行合一:「知識=行動」の実践。「知識は理解し行動に起こしてこそ知識」(吉田松陰)
  


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2007年09月04日

「一燈照隅 万燈照国」、真実は自分で確認

「一燈照隅 万燈照国」、真実は自分で確認

安岡正篤先生の言葉を紹介します。

 志高い政治家も、良からぬ取り巻きに潰されたり、党派の論理で身動き取れなかったり、様々な制限が加えらています。これは、世の常と思いますが、巷の我々が誰を支持するかが、最も問題と思います。誰に投票するか、そのためには一人ひとりの心(志)が大事と思います。

 安岡先生は、世を変えるのは一人に崇高な精神しか、周りに影響を与える事が出来ない。そして、行動で示して行くことが大事と訓示されています。人類学者のマーガレット・ミード博士も「考えに考え抜いた、悩みに悩みぬいた、小さな市民のグループが世界を変える」の遺訓があります。今日は、安岡先生の高い志を持つ青年の行動を呼びかけた訓示を紹介します。
 末尾に、28日の日記の書き込みの返事を書いています。ご一読頂ければ幸いです。


「一燈照隅 万燈照国」
(いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく)

 要するに、少数の真剣な求道者のみが時勢の運命を徹見(てっけん)し、社会を善導することができるのである。同士諸君の精進を万祷(とう)します。

「一燈照隅 万燈照国」
 能(よ)く一隅(いちぐう)を照らす者にして始めて
 能く照衆・照国することもできるのである。
 微力をあきらめてはならぬ。
 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、また閑にも耐えて
 激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したがわ)ず
 自強してゆこう。

「満燈行」
 内外の状況を深思しましょう。
 このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。
 我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。
 我々がなにもしなければ、誰がどうしてくれましょう。
 我々が何とかするほか無いのです。
 我々は日本を易(か)えることができます。
 暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう。
 我々はまず我々の周囲の暗を照す一燈になりましょう。
 手のとどく限り、至る所に燈明と供えましょう。
 一人一燈なれば、満人満燈です。
 日本はたちまち明るくなりましょう。
 これ我々の満燈行であります。
 互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。

*引用資料:安岡正篤著「一日一話」より転載

  


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2007年09月04日

孝を尽くし、年長者に従順であること

孝を尽くし、年長者に従順であること

「子曰(のたま)わく、弟子、入りては即ち孝、出でては則(すなわ)ち弟、謹みて信、汎(ひろ)く衆を愛して仁に親しみ、行いてよりよく力れば、則ち以って文を学べ。」

(解説)
 若者の修養の道は、家に在っては、孝を尽くし、世に出ては、長上(年上)に従順であることが第一である。次いで言動を謹んで信義を守り、人々を愛し、高徳の人々に親しんで、余力があれば詩書などを読むことだ。
  


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2007年09月04日

人間は偉くても、堕落するものだから、(木内信胤語録)

有徳の人を挙げ用い、不能の者を懇ろに教え導く(論語より)

~人間は偉くても、堕落するものだから(木内信胤語録)~


政権の求心力、厳しい局面に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=288127&media_id=2


2500年前の孔子の教えに下記の言葉があります。

<論語>より

「季康子問う、民をして敬忠にして以って勧ましむるには、之を以如何(いか)にせん」

「子曰わく、之に臨むに荘を以ってすれば則(すなわ)ち敬す。孝慈なれば則ち忠あり。善を挙げて不能を教うれば則ち勧む」


(意訳)
 季康子(魯の太夫)問う、「民に敬意と忠誠の念を以って仕事に精を出させるには、どうしたらようか」

 孔子先生が答えられた、「上に立つ者が、民に重々しい態度で臨めば、敬意を払うようになります。上に立つ者が、親に孝行を尽くし、子や弟を慈しめば、民は忠誠の念を持つようになります。有徳の人を挙げ用い、不能の者を懇ろに教え導けば、自ら励むようにんります。」


(感想)
 今回の安倍政権の内閣から、また不祥事で離脱者が出ました。これでは、信じれと言われても、民意が集まる機会をまた逸し、寂しい内閣改造と言われても仕方有りません。このようなことは、会社内でも起りえます。

 大会社の不祥事で、人事が原因と言われることを良く聞きます。自分の権力保持に、院政(会長に座る)を敷き、社長だけを挿げ替えながら、実験を握り不祥事が続いた大企業があると聞きます。
 人心一身の人事は、やはりトップの力量が問われることだと思います。今回の閣僚辞任で、国民の支持が急落する中で、国政の混迷が続くことは、日本社会にも世界の情勢にも良くないように思います。

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・論語の言葉
 http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=2476660
「有徳の人を挙げ用い、不能の者を懇ろに教え導く」

・菜根譚
 第四十話 円満な人格になるコツ 
 http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=2310909


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*木内信胤語録(深澤賢治の世界より)

「人間は偉くても、堕落するものだから、その事が分かる様になっていなければならない。」(昭和60年12月12日 86歳)

「政治と経済は同じものなのだから、別々に論ずる事はやめた方が良い。」(昭和62年6月11日 87歳)


  


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2007年09月03日

学校教育の前に、家庭教育有り

学校教育の前に、家庭教育有り
~教育再生会議の議論を考える~

 教育再生会議の議論が頻繁に新聞紙上に載って来ます。教育の問題は、国の根幹を成すものですが、教育で一番大切なものは家庭、親が教えるものではないかと最近感じています。ただ親が教え込むことは、感情的になり難しいと言う意見も在ありますが、「子を見れば親が分かる」と言われるくらい、やはり親の影響は多大と思います。

 日本で世界に通用する女性の代表の一人は、JICA理事長の緒方貞子氏ではないかと思っています。緒方氏ご自身、多様な経験と学問を重ねて来られたと思いますが、家庭教育の影響は大きいと思います。緒方氏は、大学者緒方洪庵にご縁の在る方で、曽祖父は犬養毅、祖父の芳沢謙吉と国を代表する人物の家系にあります。

 最近感じるのが、テレビのコメントで若い方もですが、中年、熟年の方の言葉に感動するものが少ない気がします。言葉は、その人の教養の深さや興味よって、心に響く度合いが違うように思います。
 世の中から敬慕されるリーダーたちの言葉は、「常に社会を良くしたい」の思いが伝わって来るように感じます。言葉には、魂があると先人が語っていますが、気持ちを込めて伝える姿勢が大事と思います。

 子供の一番身近な大人は、親であり家族です。家庭の大人たちが、何を語りどんな行動をしているか、子供たちの最大の興味であり、目標と成っています。かつて子供は、父や母の姿を見て、そんな風に成りたいと思ったものですが、職場と家庭が乖離し、親の生き方が見えない状況です。
 「教育は家庭にあり」を再認識し、多忙な仕事はありますが、子供に親の考えを伝え、実践する姿を見せることが、教育再生で重要と思います。

  


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2007年09月03日

朝1時間の行動で、「親子論語教室」急進展

朝1時間の行動で、「親子論語教室」急進展

*2007年5月21日の出来事から

 今朝の最初の仕事は、市長訪問でした。私は、中国古典研究会(輪読会)のメンバーの一人として同席させてもらいました。会の代表が市長の同級生と言うこともあり、和気藹々と会話が進みました。論語から、教育問題、子供たちの塾依存の実態、全国市長会の意見として「自治体教育委員会の必要性に、疑問を持つ自治体が6割あること」も話題になりました。

 市長曰く、「私達は、小学校3年まで戦時下で学校に行ったことがなかった。当時の先生の移動は国鉄で、アメリカの戦闘機が線路沿いに機銃掃射を時々して、危険で移動もままならなかった。論語どころか、勉強もしていない」とのことでした。世界の紛争下の子供たちも、同様の状況なのだろうなと考えました。

 さて、前おきはそこまでで、市長との対談で、一般向けの「論語の学習会」は、生涯学習だから、教育長に要請して欲しいとありました。対談後に、「後日改めて教育長に会う」の意見もありましたが、私が「このまま教育委員会へ行きましょう」と提案し、教育長は不在でしたが課長に相談できました。

 生涯学習課長は、市管轄の会議室の空きや、市広報の掲載、さらに初回の来賓の段取りまで準備してもらい、とんとん拍子に進みました。ほんの1時間弱のことで、半年色々準備して来たことが、一気に進展しました。やはり思い立ったら、行動することだなと思いました。

 最近注目している、電通「鬼十則」の本の中に、21世紀のビジネスに必要な3つの「S」とありました。

1.Strategy-戦略的発想と行動、
2.Speed -決断と創造のスピード経営
3.Simple -単純化による核心(コア・コンピタンス)の発見
 仕事は、自ら創造する者にのみ与えられる。
            (植田正也著「電通『鬼十則』」より)

 上記は、電通「鬼十則」の一章、゛仕事は自ら「創る」可きで、与えられる可きでない゛の一節です。

 中国古典研究会(輪読会)は、約10年小さなグループで地道に続けられて来て、社会の不安を取り除くのに、「論語」が必要と思い立ち、今年から宇土市及び市近郊地域にも広く呼び掛け、学習会の活動に移ります。

 他の生涯学習からすれば、小さな勉強会ですが、一つひとつ手順を踏んで行くと、あるきっかけから一気に視界が開けるという体験をさせてもらいました。すばらしいテーマも大事ですが、誰がやるかも大事と思います。地元で「中国古典研究」の代表(老舗7代目、72歳)が、これまで続けて来た勉強会と、更に日常の仕事、活動で培った信用のお陰と思います。そして、時代の要望(タイミング)もあると言う気がします。

 電通「鬼十則」の文中に、中国の故事がもう一つありました。

(本文より)
 中国の言葉に、「四時の序、巧を成すものは去る」というのがあるが、人間も自然の春、夏、秋、冬の役割のように、それぞれの時期にそれぞれの役割をきちっとやるべきときにやらないといけないということである。

 時代の要請に、出来る人がやらないといけないと言う教えと思います。中国古典輪読会に参加して7年目、これから「親子論語教室」に関ることになり、7月7日七夕の日に、宇土市で小さな論語の勉強会が開講します。もし、近くで興味のある方は、ご参加頂けば幸いです。よろしくお願いします。

  


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2007年09月03日

学べば独善、頑固でなくなる

学べば独善、頑固でなくなる

「子曰く、君子、重からざれば則(すなわ)」ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚(はばか)ることなかれ。」

(解説)
 孔子先生が言われた、「上に立つ人は、言動を重々しくしないと威厳がなくなる。学べば独善、頑固でなくなる。忠信を第一とし、安易に自分より知徳の劣った者と交わっていい気になってはならない。そして過ちに気づいたら改めるのに誰にも遠慮はいらない。」

(感想)
 最近人の話を聞くこと、語ることが多いのですが、言葉ひとつひとつがどう影響するか受けてのことも考えつつ、急がずに話しことに気を付けるようになりました。威厳を保つためでなく、独善にならないように、まず人の話をよく聞くことが大事なように感じています。
  


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2007年09月03日

国費を節約して民を愛し

国費を節約して民を愛し

「子曰わく、千乗の国を道(みちび)国、事を敬して信用を節して人を愛し、民を使うに時を以ってす。」

(意味)
 孔子先生が語られた「兵車千台を有するような諸侯の国を治めるには、政事を慎重にして民の信頼を得、国費を節約して民を愛し、民を使うのは、農閑期を利用するように心掛ける」

(感想)
 問題解決先送りの政事(政治)に陥ったのは、だれもせいでもない、政府自身の体質が規制規制で身動きとれず、硬直していると感じます。
 まず国費を節約し、800兆円と言われる借金をどうにか返し、世界からの信用力を回復する必要があると思います。
  


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2007年09月03日

(親を)敬せずんば何を以って別かたんや

(親を)敬せずんば何を以って別かたんや


「子曰く、今の孝は是れ能く養うを謂う。犬馬に至るまで皆能く養うあり。敬せずんば何を以って別かたんや」

(解説)
 孔子先生が答えられた「今では、親に衣食の不自由をさせないのを孝行というが、犬や馬に至るまで皆よく養っているではないか。敬わなければ、何をよって犬や馬と区別しようか」


 最近、子が親を殺したり、親が子を虐待したり、禽獣以下の行動がテレビで報じられることが多くなったように思います。
 拝金主義の世の末は、身内に対しても人格を否定する行動に、愕然とする気がします。2500年前の言葉とは思えない、現代に通じる訓示をしっかり、私たちが周りに伝えることが大事と思いました。


  


Posted by ノグチ(noguchi) at 01:17Comments(0)